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シナリオの書き方03「間違った目標」
こんにちは。ザラキマです。
前回は目標を設定してシナリオを書こう。という記事を作成しました。
そこに付随して、文字数が多くなりそうだったので別途こちらで書いている次第です。
目標の中では魅力的なキャラクターの登場だったり、世界観の深堀だったりが挙げられますが、中には間違った目標を設定してしまうときもあります。
結論「PLを不快にさせたいだけなら書くな」
●これだけは絶対やるな
ゲーム内のキャラクターではなく、その向こう側にいるPLを不快にさせたいのが目的であれば、そのシナリオは書かない方がいいです。
何故ならそのシナリオを通しても満足するのは作者だけだからです。同卓したPLは不快を覚えますし、回したGMもPLの様子を見て良い気にはならないでしょう。
私も過去に「実はPCは人間じゃなくて、PLの手駒でしか無くて盤面で踊らされているだけでした」というオチのシナリオを書いていました。しかしそれは遊びに来ているPLを否定するものであり、そのシナリオを通して得られるのが自己を満足させることしか無いと思ったため没にしました。
また過度なR18要素を目的としても、PLが不快に思う部分が強いため辞めた方がいいです。態々それを生々しく描写してRPさせるのは個人的にはセクハラ。若しくはGMという立場を利用したパワハラと同等だと思ってます。
●そうならないための注意
シナリオを確認する際、これを受けたPLがどう感じるか。を意識しながら確認してください。
シナリオとは作者の自己満足で形成されると言っても良いでしょう。しかし作者が満足を得られる部分が「PLが不快に感じている様を見たい」のであれば、それはTRPGのシナリオではやらない方が良いと思います。
無意識にそういうシナリオを書いてしまっている場合でも、一度客観的に自分のシナリオを読んで判断してみましょう。一緒に遊んでくれる友達が減ってからでは遅いです。
●終わりに
・PLを不快にさせたいだけの目標なら書くな
・何度か客観的に自分のシナリオを評価しよう
たぶん何人かのシナリオ書きは同じこと経験していると思います。彼らも客観的に評価した上でそういうシナリオを没にしている筈です。