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GACKT超思考術に学ぶ、結果を出すための行動力
Gacktさんといえば、ミュージシャンとしてだけではなく、実業家・Youtuber、格付けランキングの人、といったマルチタレントとしていまや日本中で知らない人はいないのではないかというくらい有名な方です。
もともとデビューはマリスミゼルというヴィジュアル系バンドのヴォーカリストとして全国区に躍り出ました。その昔、中高生の頃その手の音楽にどっぷりだった私は未だにその頃のGacktさんの印象が強く残っています。これといったヒット曲がないと揶揄されますが、マリス時代の『au revoir』『Le ciel 〜空白の彼方へ〜』、『月下の夜想曲』といった神曲を沢山残しています。むしろこれらについて熱く語りたいところですが、今回はGacktさんの著書『GACKT超思考術』を読んで感じたことをまとめて生きたいと思います。
総論:思考が行動を生む。良く考え、とにかく動こう。
思考術、ということで普段どのように考えるべきか・どのように話せば良いのか・生きればいいのか。そういった思考法について、Q&A方式でわかりやすく著者の考えが紹介されています。
全体を通じて感じたのが、『結果』を残すためには、とにかく『行動』すること。そのためにはその根源となる『思考』が重要ということでした。
そんな中で個人的に強く刺さったポイントは、『行動』に関することばかり。私が弱い部分だということだと思いますが、とにかく行動しないと何も現状は変わらないということです。
「大馬鹿」と「馬鹿」、そして「普通」「天才」。この中で誰が一番結果を出すのが早いか。その答えは「大馬鹿」。やれ、と言われた瞬間から行動し、結果を出すまで必死に行動する。誰でも天才になれるわけではないですが、大馬鹿になって自らが望む結果に向けて全速力で突っ走る行動力が必要なのですね。
1.確証なくとも動け
Q.色々な成功者が本を書いていますが、書いてあることを実行するだけで本当に成功できますか?
A.疑問を持つ前にまずやれ。それだけが成功への道。
おっしゃるっとおりです!成功できるかな?なんて考える暇があったら、一歩でも前に進まないとゴールにはたどり着けません。色々な成功者の話を聴いたり、本を読んだりして、「こうすればいいのか!」と思っても、実際に行動する人は少ないです。知識を知識で終わらせず、行動することで人より抜きん出ることができます。
2.ルーティーンが結果を生む
結果を出す人間は、どんなに忙しくとも眠りの質を高めるような毎日を過ごしています。朝から活動し、トレーニングをし、食事の管理をしっかり行い、集中すべきタイミングでコンディションを整え仕事をします。
人生は1日のルーティーンをひたすら繰り返していくことで成り立っています。悪い習慣は人生に悪影響を及ぼします。
3.暗闇の星空
灯りのない夜には本は読めません。けど空を見上げると星空があります。
人生最悪だ、そんなときだからこそ、そのときだからそこできる事にフォーカスしましょう。悪いことばかりを見ず、そのときできる事に目を向けましょう。家がなかれば旅に出れる、車がなくても歩きの速度でしか見られない景色を瞳に刻める、恋人がいなければ新しい恋ができる。現状に文句ばかり言うのではなく、来るべき時に備えて刃を研ぐ。
あなたにとっての、暗闇の星空はなんですか?
おわりに~未来は行動でできている~
行動すれば少なくとも答えはでる。その結果に対してさらに行動すれば、結果は必ず改善する。結果が出なければ、あらゆる策を講じて、結果が出るまで動くのみ。
また、人間関係において別れ際が重要だと本書には書かれていましたので最後にそのことについても触れておきたいと思います。
ライブでも、余韻として残るのは最後の演出。また会いたいと思えるような、相手の心に残る別れ際が重要です。
最後は、Gackt氏の言葉で締めさせて頂くことにしましょう。
「ボクなら、女性を帰したとしても、その心は帰さない。」
おあとがよろしいようで。