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Part of it

仕事柄引きこもりがちで、夜型の生活を何十年も続けてきた結果、太陽光を避ける習慣が染みついていた。しかし、それが数週間前に限界を迎えた。手足の冷えがひどくなり、特に起き抜けに貧血の症状が強く現れるようになった。もともと、起床後に風呂に入らなければまともに動けない体質だったが、明らかに体調に異変が起きていた。

この症状を訪問中のイギリス人の親友に相談したところ、私の生活スタイルを知る彼は「日光不足によるビタミンD欠乏症」の可能性を指摘してきた。
# ついに肝臓に蓄えられたビタミンDを使い尽くしてしまったのであろうか?

血液検査の結果が出るまで数日あったが、その日から少しずつ日光浴と散歩を始めることにした。ここ数ヶ月、特にパンデミック後の数年間は、インドア生活がさらに悪化し、外出時もほとんどUberを利用していたため、紫外線を浴びる機会がほぼなかった。
# 室内の窓ガラス越しに紫外線を浴びることはできない。

わずか2〜3日の日光浴で体調は目に見えて改善し、血液検査の結果が出るころには貧血の症状は消えていた。エアコンの効いた場所ではまだ手足の冷えを感じるものの、血色も良くなり、友人たちも驚くほどだった。血液検査、心電図検査、甲状腺の超音波検査でも異常はなく、やはり日光不足によるビタミンD欠乏症が原因だったようだ。ただし、ビタミンD欠乏症の検査は含まれていなかったため、あくまで仮説に基づく推測ではある。
# 医師は検査の結果を説明するだけであり、私が説明する仮説をただ支持するだけであった。初診の段階でビタミンD欠乏の可能性は全く指摘されなかった。

この一週間で日光浴が習慣になりつつあり、これが新しい日常となっている。

田舎育ちの私は直射日光にはそれなりの耐性があるものの、都会の地上からの放射や反射にはとても弱いようだ。とはいえ、真夏の真昼でも、自然公園であれば、快適に日光浴を楽しむことができる。しかも、それを独り占めできる笑。


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