「あるがまま」の価値
人の成長や発達において他者からの否定ばかりでは、成長や発達に欠くことの出来ない、拠り所となる礎や軸を適切に築くことが出来ない。
回避や逃避を繰り返し、選択肢を見失い目の前の課題に取り組むことに追われ、彷徨い歩き時間ばかりが過ぎてしまう。
逆に、肯定してばかり、されてばかり居ては、成長や発達の為のモチベーションは低下し、柔軟性や汎用性の乏しい礎や軸が築かれてしまう可能性が高い。
極端なバランスに留まり、偏り続けた場合、どちらも精神的な発達や能力やスキルの向上、こころの平静さえも限定的なモノとなってしまう。
その危うさゆえ、極小な立ち位置、不安定なバランスを保つことに苦慮し、意識の多くが注がれ、その視界は限定的で排他的な世界が映し出されてしまう。
しかし、この傾向を踏まえ、適切な支援とフィードバック、何より、その人にとって大切な価値観や目的と出会うことで、どの様な経験や事象からでも学びを得ることが出来、成長や発達が可能であることを実感出来る。
「かもしれない…」