意識のベクトルのお話
人間、生きていれば、自分に対して意識を向けているときと、周囲の人を思いやれるとき、2種類あると思うんですよね。
どちらの生き方がいいのかって、正直わからないと思います。
なぜなら、全く同じ状況って存在しないから。
ただ、私の好みだけで言わせてもらえれば、自分の周囲に気を向けられる人ほど、いい人生を歩んでいると感じます。
ただ、これは自分に余裕がある人限定。
例えば、何かを始めたばかりの時は周囲に気を使うとか、そんなことではなく、自分が強くなることに集中してください。
占いで、タロット教本を片手に占いをするくらいなら、その意味を覚えることに集中して欲しいのが私の考え方です。
この記事は、まず初心者を抜け出るくらいに基本をしっかりと学んだ人や、今後自分の力を試すときに人から助けられやすくなる、意識の使い方です。
私は基本的に結論から述べることが好きなので、先に言います。
自分でやらないなら、細心の注意。
この意識で行動しているなら、間違いありません。
それでは順番にどのような考え、意識のベクトルを使った方が周囲から助けてもらいやすいのか、読み解いていきましょう。
まず、自分の考えの癖を知る。
人間は生まれてくるときに、受け取る側で生まれてきます。
正確に言うと、何も持っていないために受け取ることしかできない、と言う方が正しい。
ビジネス界隈において、一時的に流行った言葉で、「ギバー」と「テイカー」と言うものがあります。
ギバー 与える人
テイカー もらう人
大雑把に言うとこんな感じ。
生まれた瞬間、人間はもらうしかないので、テイカーとして生きていきます。
そして、徐々に人間関係を学ぶ上で与えることを覚えてギバーに至るのが、成熟した人間の成長です。
しかし、この与えると言う行為をきちんと学ばないと、ギバーを言い張るテイカーになることがあります。
しかも、その「自称ギバー」厄介なところは、自分は与える人と思い込んでいる、そして、これだけ与えているのだから、返ってきて当然と思い込んでいることです。
よく、恋人同士のケンカで「私はこれだけ尽くしているのに」と言う言葉が出てきますが、これは間違いなく「自称ギバー」が出す言葉。
つまり、意識は常に自分に向いているのです。
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