人間性を育てるために
他人のために動くこと
人間性というものは不思議である。
年を重ねても低いままの人もいれば、まだ若くても積み重なっている人もいる。
若い時……おおよそ20歳までの人間性の高さは環境のおかげである。
育ててくれた親や環境のお陰で自然伸びてきた部分も否めない。
だが20代後半、まして30を越えているのであれば、その人間性の成熟はすべて自分の責任と言わざるを得ない。
その人間性を育てるのはほとんど仕事をしているときだ。
お笑い芸人・ゴルゴ松本はこんな言葉を残している。
「働くとは傍を楽にすること。つまり他人のために行動すること」
この言葉は働くという行為は他者貢献であり、その貢献を通じて人格を育てるものなのだ。
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