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【イベントレポート】ZAKONE Night Vol.20

私たちZAKONE(ザコネ)は日本の睡眠業界を盛り上げるために生まれた、企業や個人をつなぐコミュニティです。こんにちは!ZAKONE ライターの川邊です。

ZAKONEでは月に1回「ZAKONE NIGHT(ザコネ ナイト)」を開催し、睡眠に関する学びや情報交換を実施しています。ZAKONE参画企業は無料で参加できます。

本記事ではZAKONE NIGHT Vol.20(2024年10月23日)at ARCH & onlineのイベント模様をレビュー
過眠症について学んだ「ZAKONE Study」から、「ZAKONE Pitch」では仮眠やカフェインレスコーヒー、そして「原宿に眠れる場所を作る」という新たな取り組みまで!今回も盛りだくさんでお届けします。

★ZAKONE へ参画希望の方は、以下「お問い合わせフォーム」のリンクからお申し込みください Zzz
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1.事務局News

①9月12日開催 「NoMaps」イベントに参加しました!

札幌で開催されたテック・エンタメ・クリエイティブフェス「NoMaps2024」にZAKONEも参加しました!

ZAKONE × エステー × NTT東日本Gスリープテックチームで手掛けた睡眠体験の展示「Nature-ありのままで眠る-」の他、トークセッション「Human Nature-人間の欲望と本能」を真夜中に開催。
セッションは満員御礼!100人超の方がお越しくださいました。

三大欲求をテーマにした「眠れないほど面白い話」を「最高に眠くなる空間」で

マイナビニュースにも取り上げていただいたので、こちらもぜひチェックくださいね。


②Diet & Beauty Fair 2024 / Well-beauty Style 2024(2024/9/30〜10/2) にZAKONEで出展しました!

2024年9月30日〜10月2日開催の「Diet & Beauty Fair 2024 / Well-beauty Style 2024」にZAKONEブースを出展!
ZAKONE加盟企業の13社の皆さんがご参加くださいました。

ーご出店いただいた企業の皆さんー
株式会社アンネルベット、大光電機株式会社、ストーリーライン株式会社、株式会社ディーブレス、太陽化学株式会社、株式会社ジンズ、株式会社CyberneX、蔭山株式会社、三生医薬株式会社、合同会社ENBRY、広葉樹合板株式会社、株式会社ズイカインターナショナル、NTTPARAVITA株式会社

「Diet & Beauty Fair 2024 / Well-beauty Style 2024」は3日間で15,000人を超える方が来場し、ZAKONE企業の皆さんも参加者と頻繁に交流されていました。

賑わいをみせるZAKONEブース

引き続きZAKONE参画企業の皆さんの商品・サービスがさらに認知されるよう、活動を進めていきます!


2.ZAKONE Study(「睡眠障害(過眠)と仮眠」
「新規事業 睡眠 × バレエ」  NPO法人 日本過眠症患者協会  朝井 香子 様)

今回のZAKONE Studyでは、日本過眠症患者協会の朝井様にご登壇いただきました。睡眠障害を広く知ってもらうためのキーワードは「バレエ」!?
そのユニークな取り組みにも迫ります。

(写真左)日本過眠症患者協会 朝井 香子 様

ご登壇いただいた朝井さんは幼い頃から1年に2・3回ほど長期に寝込むことがありましたが、病院にいくつ行っても全て異常なし。
何かがおかしいと思っていた中、診断によって100万人に1人といわれるクライネ・レビン症候群であることがわかりました。

クライネ・レビン症候群、別名「眠れる森の美女症候群」は過眠症といわれる睡眠障害の一つで、1日あたり20時間睡眠が平均2週間続くと言われています。
過眠症には種類があり、例えばナルコプレシーや特発性過眠症は日中に耐え難い眠気に襲われ、眠り込んでしまう症状があります。

一方で過眠症は認知度が低いため、周囲からの理解を得られないという課題があり、就学や就労にも大きな影響が出る可能性があります。

そこで朝井さんが所属するNPO法人日本過眠症患者協会では、臨床医の先生方と共同研究を行ったり、企業や行政を巻き込みながら、過眠症患者が生きやすい社会をめざして活動されています。

過眠症が抱える課題(朝井さん ご登壇資料より抜粋)

NPO法人日本過眠症患者協会では啓発活動のために自身が過眠症であることを表明する「過眠症マーク事業」や「アウェアネスリボン」に取り組んでいますが、さらに認知を広げるためには、睡眠を全く意識していない層へのアプローチが必要。
そこで立ち上げた新規事業が「睡眠✕バレエ」です。

バレエはミュージカル等とは違い、事前の予習が欠かせません。そのため、予習なしで鑑賞をしても内容を楽しみきれないという課題がありました。

そこで「睡眠✕バレエ」では予習不要でバレエを楽しめるプログラムに挑戦します。

2025年にはYouTubeのチャンネルを開設予定、そして2027年に初公演をめざして現在鋭意準備中。なお、公演にあたっては広告掲載やブース出展といったスポンサー協賛企業も募集されるそうです。

朝井さんのご活動に少しでも興味があるZAKONE加盟企業さんは、事務局までお気軽にご連絡くださいね。


3.ZAKONE Pitch①(「仮眠起床AIシステム「sNAPout® 」のご紹介」/京セラ株式会社)

続いてZAKONEピッチでは京セラ株式会社 渡邉さまより「仮眠起床AIシステム「sNAPout® 」」のご紹介がありました。

(写真左)京セラ株式会社 渡邉 様

有名な推計で「睡眠不足で日本のGDPは2.9%損なわれている可能性があり、最大で15兆円」というものがありますが、日中のパフォーマンス低下への応急処置として30分ほどのパワーナップ(仮眠)が効果的と言われています。

そうはいっても「慣れない環境だと寝つけない」「せっかく仮眠をとってもボーッとしてしまう」といった課題感があるのも事実。

そこで「どこでも“サッと寝られて、スキッと起きられる”自分に最適な仮眠を提供したい」という想いの基、現在実証を重ねているサービスが「sNapout®︎」です。

入眠と起床サポート、どちらも兼ね備えた本サービスは2019年より基礎研究を開始し、コンセプトテストを繰り返した後に10社への無償トライアルを実施。その結果、利用した7割の企業さんが継続利用を希望されました。

来春春には有償トライアルを実施予定で、現在参画企業さんを絶賛募集中!ご興味あるZAKONE 加盟企業さんはご担当者さんをお繋ぎしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。


4.ZAKONE Pitch②(“デカフェ機能性商品×睡眠”市場拡大の可能性/株式会社ユニマットキャラバン)

続いて株式会社ユニマットキャラバンさんの髙橋さまより、「“デカフェ機能性商品×睡眠”市場拡大の可能性」についてご紹介がありました。

(写真左)株式会社ユニマットキャラバンさん 髙橋様

株式会社ユニマットキャラバンは1928年に創業し、96年にわたりコーヒーに向き合い続けています。ちなみに、日本で初めてブレンドコーヒーを作ったメーカーさんでもあります!

そして多くのお客様からの声を踏まえ、2024年6月21日にデカフェ+GABA配合の機能性表示商品として「DECAF &GABA COFFEE」を発売しました。「おやすみ前のリラックスタイムに」と書かれた可愛らしいパッケージも印象的です。

本商品は反響も大きく、リリースのビュー数は他の新商品平均と比べて約4倍!

口コミでは「他社のデカフェは美味しいと思ったことがないけど、
これは美味しい」「この可愛らしいデザインからは想像ができない
本格的な味」「指名買いします」
といった声が多数寄せられています。

さらに、デカフェから派生したコラボ商品としてエスプレッソマティーニ専用のカフェインレス リキッドコーヒーの制作実績もあります(美味しそうです…!)カフェインレスなので、夜に飲んでも安心の一品です。

これからも「コーヒー × 〇〇」で市場を拡げたいという株式会社ユニマットキャラバンさん。コラボ商品やコラボ企画を希望する企業様はぜひZAKONE事務局へご連絡くださいませ!


5.ZAKONE Pitch③(「ハラカドに寝てもいい場所を増やしたい」プロジェクトのお誘い/株式会社小杉湯)

最後のピッチ登壇は株式会社小杉湯 副社長の関根さま。
2024年4月には「ハラカド」にあらたな店舗・「小杉湯原宿」をオープンしたことも話題でしたが、「ハラカドに寝てもいい場所を増やしたい」プロジェクトについてご紹介いただきました。

(写真左)株式会社小杉湯 関根様

高円寺・小杉湯は1933に創業し、90年以上続く銭湯です。
ケの日のハレ」というコンセプトを体現するべく、日々の徹底した清掃に加えて多くのイベント・プロジェクトを手がけてきました。

そんな銭湯文化を残していくために、原宿のド真ん中に誕生したのがハラカド内の「小杉湯原宿」です。

「小杉湯原宿」は「ハラカド」の地下1階・151坪を「銭湯を中心とした街」と見立てて空間づくりをしてきましたが、新たに隣接区画に広げる計画を進めています。

新エリアのコンセプトは「何をしてもいい場所」。お仕事をしてもゲームをしても、うたた寝してもOKです。

実際に今回の「何もしなくていい場所」の1区画には「睡眠ゾーン」を作ろうと検討中。
というのも原宿には朝早く、あるいは夜遅くまで営業しているお店が少ないため、7:00ー23:00で営業する「小杉湯原宿」の畳エリアでは寝てない人を探す時間帯が難しいほど、常時数名が寝ているそうです。

「小杉湯原宿」の1日あたりの入浴者数は400-500名、フロア全体では7-10万人が訪れるこの場所を、どんな目的があってもお越しいただけるような場所にしたい。

そこで、既存エリアまたは新エリアで「小杉湯原宿」と一緒に取り組みをしたいというZAKONE会員企業さんを募集します!

まずは現地視察からしたいというご要望はもちろん、こんな商品が置けるのでは?といったご相談も、お気軽に事務局までお問い合わせくださいね。


5.次回のZAKONE NIGHTは11月19日(火)!オンラインでお会いしましょう

ZAKONEポーズで、はい、ZAKONE!

久しぶりのZAKONE NIGHTには総勢50名以上の方がご参加くださいました!
また終了後の懇親会は、登壇者と参加者との新たな繋がりが生まれたり、新規加盟企業の方と既存メンバーとの交流で終始賑わいを見せておりました。

次回のZAKONE NIGHTは【11月19日(火)16:00から】!
フルオンライン開催ということで、東京から遠方の企業の方にもご登壇いただく予定です。

次回も皆さんにお会いできるのを大変楽しみにしておりますZzz


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