読書日記20180917
昨日は、本を読んで、寝て、本を読んで、寝た。
『マルクスを再読する』は、知的好奇心を刺激される入門書。
『資本論』だけでなく、マルクスの著作全体なのがいい。
アントニオ・ネグリの帝国の話から、アルチュセールの話へ。
じっくり楽しもう。
『千夜千冊エディション 文明の奥と底』。
ついに千夜千冊が文庫で読めるようになって、その三冊目。
『モーセと一神教』の項目だけ読んだ。
過去二冊も拾い読みをして、書棚に並べてある。
通読するよりも、拾い読みをしながら気づいたらすべて読み終えている、というのがよさそうだ。
『サピエンス全史(上)』。
人の進化がよくわかる。
よく考えたら、自分たちのルーツを知らずに、しかも気にならずにここまで生きてこられたというのは、少々異様なことである。
『文章読本』。
谷崎の文章読本。
2012年の引越しのときに手離してしまった本書。
何か書こうと思っている今読むのは有益であろうと思い、再び入手。
読み始めたが、内容は全く覚えていなかった。
『文章読本』には谷崎、三島、丸谷がある。
その三部作を読んで書き続けるだけで、『読まれる文章のコツ101(架空の本)』みたいな本を読んでいるブロガーを上回れるのではないだろうか。
しかも上記三部作とも中公文庫で読むことができる。
それ以外だと、里見弴の『文章の話』もいい。
以上、読書体験のシェア。