見出し画像

【読了】ピューロランドが好きだと再認識した本


サンリオピューロランドの人づくり/小巻亜矢

読了しました。

最近、小説以外の本も読んでみようと思い始め、
まずは自分の好きなものについて書かれているものを。
と探したところ、見つけた本です。

以前の投稿で、サンリオピューロランドのミラクルギフトパレードについて語りました通り
私はピューロがだいすきです。
そんな私にぴったりの本だと思いました。

恥ずかしながら、サンリオのキャラクターたちにばかり目が行き、
館内のスタッフさんやましてや運営している会社のことは考えたことがありませんでした。

「あ、ピューロランドの運営会社が別にあるんだ〜....」
そんなところから始まり、
読み終える頃には「なんてすばらしい方々が作り上げてくださっているんだ....!ピューロランドはすばらしい場所だ.....!」
なんて感じていました。

⚫︎まず、小巻社長の行動力に驚き、実践するための勉強量に驚きました。
何かを成し遂げる方、人に影響力をもたらす方は努力の量が全然違う。

『迷ったら、挑戦するほうを選ぶ』

『社員全員の話が聞きたい』

こういった言葉や、仕事をしながら大学院へ進学されたこと
上に立つべき人は、私みたいな凡人とはやることが違いました。

この資格を受けようかなあ、でも、テキスト分厚いし、内容も理解できるか不安だし、落ちたら嫌だなあ、、、なんてうじうじ考えている自分はなんなんでしょう。笑

わたしはまず努力を全然していないと思い知らされました。


⚫︎サンリオの理念「みんななかよく」

この本を読んで、私が一番心を動かされたのが
「みんななかよく」というサンリオの理念。

イライラしていたって時間の無駄、態度を悪くして空気が悪くなる、ダメだとわかっていてもついついやってしまっていました。

でもこの本を読んでから、イラッとしたときはキティ様の御顔を思い出して
「みんななかよく」ですよね....。
と気持ちを沈めています。
まだうまくできませんが。笑

⚫︎やっぱりすばらしいミラクルギフトパレード

ミラギフについて言及している箇所がありました。
私の大好きなパレードは、たくさんの方々がたくさん悩まれ、大変な努力で作り上げてくださっていたことを知りました。

『ピューロランドのV字回復につながった貴重な財産の一つ』

『これまでにないスケールの、過去最高のパレードを作り上げる』

ああ、やっぱりあれは最高のパレードなのか。
スタッフの方もたくさんの情熱を込めている作品なのか。と嬉しくなりました。

『どう表現したら、このエネルギーを文字で伝えられるでしょうか』
とありましたが、大丈夫です、伝わっています。と私はどうしたら小巻社長に伝えられるのでしょうか。

ミラギフを初めて観たあと、何人か、友人を誘って何回も観に行きました。
ミラクルギフトパレードは誰が観ても最高だから、前の方で観よう、大丈夫絶対知ってるキャラクターいるから!と言って誘いました。
友人は観た後、みんなそれぞれ感動してくれました。

『このパレードでは、ハローキティのセリフに想いを込めました』

私もグッと来たキティ様のセリフです。
『自分の中のネガティブな面を否定しないで。自分の可能性を信じて。自分と仲良くすることを忘れないで』
そんな願いが込められているとのこと。
まさに、数年前の自分はそのメッセージを受け取って泣いていました。

この本の発売は2019年と書いてありました。
コロナ禍、ピューロランドは休館し、ミラギフは長い間中止されていました。
再開したのも最近のこと。
もう復活しないのかなあとさえ思いました。
これだけの大きなパレードがなくならなくて本当によかった。
スタッフのみなさんも、これだけのエネルギーを込めていたのなら、あの長い期間中も、
どうしたら再開できるのかを、きっとたくさんたくさん考えて努力してくださっていたのだろうと思います。
指定席の販売も、すばらしい取り組みだと思うし
世界の状況がすっかり変わってしまった今でも、以前と変わらない内容で帰ってきてくれたことが本当にありがとうございますという気持ちです。


サンリオピューロランドのスタッフさんたちは、
私たちファンに全力で最高のコンテンツを作って届けてくださっているのが、伝わりました。

小巻社長の考え方も、とても自分に響きました。
「みんななかよく」はこれからの人生で大切にしていきたい私の指針です。

表紙が可愛いから電子でなく本で買っちゃおう〜と思った自分グッジョブ。
これは何度も読み返したくなります。

ちょうど今月末ピューロランドに行きます。
しかも、ミラクルギフトパレード最前席のチケットを取れました!
今度はピューロランドのスタッフさんのこともよく見て、楽しみたいです。

とっても素敵な一冊に出会えました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集