ハードルを下げることも大切
ついつい、基準というか、期待することや目標とする作業量など、自分のハードルを上げがち。
特に不安や心配などの恐れを感じやすい人は、無意識に、自分のハードルを上げてしまうと思うんです。
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あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと絶えず思ってしまって、自分が思った通りに物事が進まないと、やっぱり駄目だなって自分を責めることに繋がり、時には落ち込むこともあると思うんです。
でも、そもそも、あれもこれもって思っている時点で、自分を責めているようなもので、何かを始めるのに時間がかかることが多い。ようやく始めた頃には心身ともに疲れてしまい、面倒臭い気持ちが大きくなる。だから自分に都合が良いように言い訳し、結局やらない選択をすることが多いかもしれない。
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人に期待することも同じ。
ああしてくれるだろう、こうしてくれるはずと思えば思うほど、自然とハードルが上がってしまう。
自分が望むことは勝手だが、期待した反応や期待した通りの返答が必ず返ってくるとは限らない。これもまた、自分への駄目出しという形で、自分を責めることに繋がり、時には苦しい気持ちになることもあると思うんです。
でも、そもそも、人は、ああするこうすると思っている時点で、他人をコントロールしようとしているようなもの。自分ではコントロール出来ないものを無理して支配するように、傲慢な態度になってしまうことがある。
そして人の言動に振り回される自分もいて、その言動に一喜一憂することで、人に期待したことが人に振り回される形となる。だから心身ともに消耗することに繋がることが多いかもしれない。
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だからこそ、自分のハードルを下げることが時には必要だと思うんです。
でも気をつけなければいけないこともあります。自分の自己評価まで下げることは無いということ。どうせ自分なんかこれくらいと自分の価値を下げてまで生きることは、苦しい気持ちに繋がりかねないからです。
だから、仕事量や人への期待値は下げたとしても、自分の価値観や人生の目標値まで下げずに生きていきたいと思えてならない。