20060621 中古パソコンの購入(8)
新しく買った中古パソコン$${^{*1}}$$の動作音が少々うるさい。うるさい原因は冷却用送風機$${^{*2}}$$の音だ。購入したパソコンには二つの送風機が付いている。一つは電源を冷却する一辺が9cmのもの$${^{*3}}$$、あと一つは筐体全体に送風する12cmのもの$${^{*4}}$$である。これらを巷のパソコン屋で売っている音の静かなものに交換した。少し静かになったような気がするが、まだうるさい。
送風機に供給する電源の電圧を下げて$${^{*5}}$$送風機の回転数を落として音を小さくした。回転数を下げすぎると総風量が少なくなって筐体内の温度が上昇して誤動作の原因になる。そこで一番肝心なCPU$${^{*6}}$$の温度を見ながら$${^{*7}}$$風量を落とした。温度上昇が数℃程度に収まるように調整した。
片方の送風機の風量を落としただけだが、何となく心許なくなってきた。特に電源が心配だ。風量を落としたのは筐体全体に風を送る12cmの大きい方の送風機$${^{*8}}$$のみで、電源に付いている送風機の回転数はそのままである。風の流れは大きな送風機で外から空気を吸い込み中に送り込まれ、最後には電源部分を通って外に排出される。排出口の直前にもう一つの9cmの送風機が付いている。大本の風量が減れば、排出口直前の送風機の回転数を変えなくても電源部分に送られる風量も減るだろう。
風量を上げるためには送風機の回転数を上げる。回転数を上げると騒音が大きくなる。風量を二倍にするには回転数を二倍にしなければならない。例えばこの送風機は回転数を倍にすると騒音が17dBから28dBへと11db増える$${^{*9}}$$。一方、送風機を二つにしても風量は倍になる。しかしこの時の騒音の増加は3dB$${^{*10}}$$である。送風機を二つにすれば、一つで回転数を上げるよりも騒音を抑えて$${^{*11}}$$風量を増すことができる。
電源部分の入り口に追加の送風機を装着した$${^{*12}}$$。送風機は壊れたパソコン$${^{*13}}$$に使われていた物を流用した。送風機の固定には強力両面テープを用いている。強力両面テープ$${^{*14}}$$は自動車の部品の固定にも使われるので、ねじで固定するのと同等の効果がある。送風機が直列に並んだ状態$${^{*15}}$$なので、風量は倍にはならないが、今までよりも電源が効率的に冷却されているような気がする。騒音は殆ど増加していないように思える。
暫くはこれで様子を見る。
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