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20090824 よく似た表現

 検索をしていたら、雑記草の記事の一部の表現と殆ど同じ表現を使ったページを偶然見つけた。元々の記事はここ$${^{*1}}$$である。「零」と「ゼロ」との違いに関する記述が大体そのまま使われていた。たとえ、そのまま黙って使われていてもこれは大変名誉な事だ。私とそのページの著者とが共感したことになる。

 そのページの著者は大学の教育学部の学生のようだ。大学の機関誌に投稿したもので、それがwebで公開されている。論文の様な形式なので参考文献が巻末に掲載されているが、『雑記草』は書かれていない。参考と言うより表現を一部借りてきているだけなので、参考文献として掲載するのは憚れたのだろう。

 最近、大学生がweb上の記事をそのまま丸写しして課題報告書を提出することがあるらしい。これがバレ$${^{*2}}$$てその教科の単位を落とすこともあると聞く。まぁ、当たり前だろう。勉強してもらうために課題を出すのだから、様々な文献を参考にするのはいいが、自分の文章で書かなければ理解したことの証明にならない。知人の話ではアメリカの大学など丸写しがバレれば単位だけではなく退学になる場合もあると言う。学生の勉学に対する姿勢だけが問われているのではなく、著作権侵害も絡んでいるらしい。それに加えてウィキペディアなど誤謬が多い記事$${^{*3}}$$を丸写しでもすれば、教授の怒りを買うのは必至である。

 課題を出した先生も全知全能$${^{*4}}$$ではないので、こう言ったことを簡単に判別するソフトウェアが開発されている$${^{*5}}$$らしい。

*1 20010601 零とゼロ
*2 20061206 ネタバレ(2)
*3 20070103 ウィキペディア(3)
*4 20090329 全知全能の神
*5 J-CASTニュース : 「コピペ」を発見するソフト 金沢工大教授が開発

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