
#4 センス
この人凄いセンスだな、とか、
こんなアイデアや考えるが出来るなんて凄いな、とか
よく思ってた。
高校生の時、建築物が大好きで(もちろん今でも)
大学もそっち系に決めて、有名建築家や有名な建築物を調べまくって
すると調べれば調べる程、自分にこんな天才的でアーティスティックな凄いものを考えれる気がしない。
と、不安になってきて
そこでとりあえず大学は決まってたけど、他も見てみようという考えに。
※最初から自分に合った職業を選べる人なんてなかなかいない
元々DIYや物を作ること、食べる事、何かデザインを考える事や、色を組み合わせる事が好きだったので
将来の職業は衣食住のこの3つの中からを選ぼうと考えてて
当時、熊本のアパレルショップに入り浸ってた僕はそのまま好きな服飾系に進もうかと思ったけど、
当時、年齢を重ねるにつれて若い人の気持ちやセンスが分からなくなるんじゃないかという結論に至りました(浅はか笑)
※2021年渋谷で地元熊本の食材を使ったイベントをした時に、若い人にも愛されるトップスタイリストの馬場圭介さんにお逢いする事が出来て当時の僕の考えが甘かった事を再認識。
そして高校の先輩だったという奇跡
話を戻しますが、大学で建築を学ぶ事に不安を感じたてた僕にちょうど父親が
『ここの体験入学、交通費も出してくれるらしいぞ!』
ということで、父親と一緒に大阪あべのの辻調に気軽な気持ちで体験入学にとりあえず行く。
衝撃だった。
なにより面白かったし、料理をするというより当時は容量良くスムーズに料理をする為には何を準備してどう段取りをしてって、考える事が楽しかった。
思い立ったが吉日。
大学の入学費用も払ってなかった事もあり、何の躊躇もなくシフトチェンジ。
僕の特技は決めると早いということ。
その日のうちに不動産屋に寄って賃貸リストを貰い、帰ってから高校の授業中はずっとニヤニヤしながら物件やアルバイト探しをして
そんな勢いで料理人という道を選んだんですが、肝心なセンスについて。
まぁ、好きだったら、
調べる→行動する→そのジャンルの特化した人に逢う→色々教えてもらう→また違う人を紹介してくれる→違うジャンルのセンスの良い人達と繋がる
って流れの繰り返しでセンスは必然的に良くなっていく気がする。
ここで大事な事が、まず反発するのではなく受け入れる事。
ファッションでもチョイスにしても色んな人のセンスを最初から否定するのではなく、まず自分でやってみる。
そしてなにより圧倒的なインプット量。
これは日本だけのフィールドで考えるよりも世界規模で調べたり勉強すると更に楽しいので是非やってみてください。
最後に僕は食以外のファッションや建築デザインなども好きなのでずっと情報収集したり勉強しています。
すると、レストランを作るという事は、
建物や内装のデザイン、そしてコックコートや制服なども選んだり
全部好きな事が出来る僕にとっての天職が飲食業なんだなぁと。
是非皆さんも好きな事は1つだけしか出来ないという考えならず、興味のある事はとことん続けて勉強しておくといつか必ずどこかで繋がりそのスキルが活躍する日が必ず来る。
諦めず楽しく好きな事を勉強していきましょう。
そうするとセンスは必ず良くなるし、素敵な人達と出逢えます。
まとめ
①センスは磨けて鍛えれるという事
②百聞は一見にしかず。行動して自分の目で見ること感じる事
③一旦どんな事でも受け入れてみる。センスが鍛えられてきたら、否定せずいいとこを探す
④上には上がいる。日本だけじゃなくて俯瞰して宇宙から世界を見る
⑤常に誰にも負けないと言えるくらいのインプット量。
⑥1つしっかりとした軸を持ち、仕事以外の強みを1つ以上作っておく。