#63 fall
どんなに単調でも、任される領域が狭くとも全てが「基礎」だと思ってなるべく丁寧にやっている。必要なことをただ正確にやる。仕事は一人一人の領域が合わさって一つの形になるものであるので、時に自分の感情や意思は本当に邪魔だ。
自分が「こうしたい」「ああしたい」と思えば思うほど、理想を願うほどに心乱れて、必要以上に疲れたり哀しくなってしまう。
人と違う道を歩んで唯一無二を目指して、求められる仕事をいつかは!と想っている。その前に誰しもが通る「普通」を懸命にやろうと想っている。
一種の「下積み」である今が、一筋縄ではいかず苦しいのはそれはそうだ、と思う。
ヒーローになりたかった。足りない脳みそ、手の中にある能力に笑えてしまう。日々を「今日もちゃんと出来なかった」と言い続けて生きるのがあまりにむごい。
人は完全ではないのに、それをずっとやっていると私は幸せになんてなれないのだ。
なるべく日暮らしを完璧に、夢への努力を怠ってはいけないけど…
今回はアイディアすら浮かばない。全くのゼロである。。。
書く筋肉がないのは分かっている。少しずつ技術が上がってきているのも事実だ。時間を重ねて数を書くしかない。
能力をつけておかないと結局は未来の自分が潰れてしまう。
頭では分かっているけど…頭では分かっているけど…
普通でいたらたどりつけない場所に行きたいのに、青い青い、と思い悩んでしまう。
なんだって今日はこんなに胸が張り裂けそうなんだ。
公募の題材が本当に何も、出てこない。
何度落とされてもしがみついて崖に手をかけてないといけない。
ここまでまっすぐ歩くのだって結構苦しかったのに、、、
本当にずっとまっすぐ歩くのはなんだってこんなに苦しいものなのだろう。
駆け出しですが、働きながら書き手を目指しています。コンテンツを気に入って頂けたら、是非サポートお願いします。創作の糧にさせて頂きます!