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越冬滞在の適切な期間
私たちにとっての、寒い日本の冬をやり過ごすための最適な越冬期間は11月下旬から3月中旬くらいということがわかりました。
避けたい時期
以下のような期間を日本に滞在するのは避けたいです。
インフルエンザが流行る
昼でも暖房器具を使わないとならない
加湿器が必須
野菜が少なく高い
気温で見ると、日中の最高気温が20ºCを下回る日が続くくらいになるときついです。家に設置してあるNetatmoのSmart Home Weather Stationのヒストリカルデータを見ると、それは概ね11月中旬から下旬です(天気予報の数値とは少し誤差があります)。
2024年は12月の中旬から下旬になる時期に出発しましたが、12月に入ってから出発するまでの期間は鼻・頭・喉が不調になるし光熱費もかかります。家以外の室内はインフルエンザのリスクが大きくなるし、外に出るには耳まで覆えるニット帽と鼻まで覆えるネックウォーマーと手袋が必須、などで確かにきつかったです。
戻り時期については家での実測データが無いですが、過去の気温や天気を参考にすると3月中旬くらいが良さそうに見えます。
よって11月中旬から3月中旬の4ヶ月間越冬滞在するのがベターだろうと思っています。我が家はまだ2人とも花粉症を発症していませんが、もし発症してしまったら越冬に加えて出国しておきたい期間がもう少し長くなるかもしれません。
どこでどう過ごすか
今後はどうなるかわかりませんが、気候、普段の生活の利便性、発展度合い、物価、短期滞在場所の供給状況、多様性などの要素を我々の目的や生活習慣にフィットしているかどうかで総合的に見ると、メインで過ごす場所としてはタイの主要都市か外国人が多くいる地域がベターというのが我々の実感です。
手近な国でノービザで3ヶ月滞在できる国はタイの他に台湾とマレーシアがありますが、台湾は実際に経験してみたものの滞在場所の供給が少ないし食材が高く種類が少ないので不適という判断です。マレーシアはまだ試していませんが、タイのイミグレのルールがコロコロ変わるので、今のノービザ3ヶ月もしくはリタイアメントビザの条件が改悪されたらマレーシアも試してみる予定です。今はタイに3ヶ月いられるのでわざわざマレーシアを試してみる必要は無いと考えています。
ちなみに求める滞在場所の要件は日本の家と同じで、まずはちゃんと使えるキッチン(コンロとシンクと作業スペースと冷蔵庫)があることです。旅行ではなく生活の場所を移すだけなので健康的な食生活を送るためのキッチンはなくてはならないものです。
タイにはビザ無しでも最大3ヶ月滞在できるのでタイをコアとして、残りの1ヶ月だけをサテライトとしてタイ以外の国でやり過ごせればokです。台湾とベトナムは2-3日の旅行なら良いですが1ヶ月滞在するには不適でした。その他の国では移動費用も考慮するとマレーシア・カンボジア・スリランカあたりかなと思っており、次回の越冬はまずプノンペンを試してみます。
タイに合計6ヶ月(冬4ヶ月、夏2ヶ月程度)程度滞在するのであれば今年から申請資格が得られるリタイアメントビザも考慮しますが、リタイアメントビザは定住(賃貸契約書が必要)前提のはずなので今の我々にはあまり合っていないと思っています。ただノービザでの3ヶ月滞在ができなくなったら取得前提で動くことになるとは思います。