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私が「一緒に仕事したくない人」について説明する理由
私は「一緒に仕事したくない人」というテーマでいくつか記事を書いていますが、「一緒に仕事したい人」ならともかく、なぜ「一緒に仕事したくない人」について書くのか説明します。
相性の悪い2割との仕事を円満に避ける
人間関係は、
相性の良い人が2割
可も不可もない人が6割
相性の悪い人が2割
といわれます(いわゆる2:6:2の法則)。この法則に基づいて、相性の良い2割と仕事を継続し、相性の悪い2割との仕事を避けることが私のスタイルです。
しかし、相性の悪い2割を避けるにあたって、難しいのは断り方です。契約前の商談において相性が悪いことが分かった場合、心の中では断ることを決めているのですが、「あなたとは相性悪いのでお断りします」とはさすがにいいづらい。既に商談をしているので「今リソースが埋まっています」という言い訳もしづらいですし、高すぎる単価を出して向こうから断ってもらうにしても、「それでもお願いします」と頼まれてしまうリスクがあります。
そこで、相性の悪い人をnoteで説明しておくのが良いと考えました。このnoteを見て「自分はこの人(財前)とは相性悪そうだから頼むのはやめておこう」と思ってもらえれば、(私にとって商談機会は減りますが)ミスマッチが減るという点で、最終的にはハッピーなわけです。
人間関係の「地雷」がどこに埋まっているのかを説明しておく
人間、誰しも「この考えは譲れない」「こういう人とは仕事したくない」という「地雷」があると思いますが、「地雷」がどこに埋まっているのかは、実際に踏んでみないと分からないという難しさがあります。初対面の人に「私こういう地雷を抱えています」とはカミングアウトしづらいですし、関係が深まる前に地雷を踏んだら「この人とは付き合うのをやめよう」と関係が終わってしまうリスクもあります。
そこで、「私の地雷はここです」とnoteに書いておけば、相性の良い人からは「地雷」を避けてもらえますし、相性の悪い人は「これが地雷になる人とは仕事しないようにしよう」と、向こうから接触を避けてもらえます。いわば「地雷」の可視化をしているわけですね。