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私が一緒に仕事したくない人(4) クリティカルな情報を共有し忘れる人

私はフリーランスなので、クライアントから求められるのはスキルマッチ(私のスキルが要件を満たすかどうか)であり、ビジョンマッチやカルチャーマッチではありません。

とはいえ、仕事の進め方や考え方に乖離がありすぎると、仕事していて互いにストレスが溜まるものです。なので、「私は○○という考え方なので、××という考え方の人とは相性が悪い」と事前に説明しておくのが重要だと考えます。それを把握していれば、クライアントにとっては、発注後に相性が悪いと判明するリスクを減らせるからです。

※誤解が無いように補足しますが、こういう人はダメだという批判ではありません。こういう人と相性の良い人もいらっしゃるでしょうが、私は相性が良くないので、仕事をしてもwin-winにならないでしょう。

※「私が一緒に仕事したくない人」の記事一覧は下記。


クリティカルな情報を共有し忘れる人

情報共有はビジネスにおいて不可欠ではありますが、人間ですから、すべての情報を100%適切に共有するのは難しく、共有忘れはあるものです。些細な情報であれば笑って見逃せるのですが、クリティカルな情報を共有し忘れていたとなると、さすがにイライラします。

私が過去に体験した「情報共有忘れ」を紹介しましょう(日時はダミーです)。

・クライアントのマーケティング担当者が、全社会議で今後のマーケティング施策について話す必要がある
・その会議で話す資料として、Googleアナリティクスのスクリーンショットなどを送ってほしいという依頼があった
・全社会議が16:00開始だが、その依頼があったのが、当日の14:00頃(全社会議があるという話自体、当日に初めて聞いた)

↑この全社会議は1週間以上前から決まっていたものです。そこでマーケティング担当者が話すということも決まっていたので、事前に私に共有することはできたはずなのです。

スクリーンショットを渡すだけという簡単な作業であったのと、その日の稼働が空いていたので対応したのですが、さすがに「言うのが遅いです」と苦言を呈したのを覚えています。

・クライアントのサービスサイトが9/1にリニューアルされた
・サイト上のフォームからの問い合わせ、資料請求がCRMに連携されるよう、設計や設定が必要
・その話をマーケティング担当者から聞いたのが、リニューアル後の9/3

↑9/3に当該のSlackチャンネルに招待されて話を聞いたのですが、Slackのログを見ると1ヶ月以上前から話が進んでいたので、9/3より前に情報共有できたはずです。

9/1〜9/3に発生した問い合わせや資料請求はCRMに連携されないという悪影響が出てしまっているので、かなり怒った上で、9月中旬に設定が完了しました。

・私が当時業務委託していた広告代理店で、新規案件を受注した
・代理店の営業担当がクライアントから要件をヒアリングしてきたので、私が7/1にそれを聞き、提案書を作成した
・7/15のクライアントとの打ち合わせで、私がプレゼンした
・7/1〜7/15の間に要件の変更があり、営業担当とクライアントが打ち合わせしていたことが判明。営業担当はそれを私に共有していなかった

↑クライアントからすると、変更前の要件で私がプレゼンしてくるのですから、「社内で情報共有していないのか?」と代理店に対して不信感を抱いたことでしょう。この営業担当とは仲は良かったのですが、こういう情報共有ミスがかなり多い人なので、しょっちゅう怒ったのを覚えています。

こうして見ると、私が怒る共通点は「情報共有が遅すぎる」「共有し忘れていた情報がクリティカル」「情報共有忘れにより悪影響が出た」などです。特に3つ目が深刻で、情報共有を早めにしていれば防げたはずなのです。何かに挑戦した結果としてのミスであれば歓迎しますが、こういう不幸しか産まないミスは無くしたいですね。

※余談ですが、私はこういう出来事に遭った際、不快感や怒りをはっきり伝えるべきと考えていますが、その理由は別の機会に書きます。

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