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少しずつ「普段の日常生活」に

感染からちょうど1週間強が経った。これまでに5日目と7日目に、二度自宅で行った抗原テストでは陽性が出ていたが、今朝ようやく陰性に変わった。息子にそのことを伝えると、「ママ、明日も陰性でたら、もう大丈夫やな。」と相変わらず用心深い。さすがである。

そんな息子も今日はクラスメートの誕生日会に呼ばれているので、19頃まで帰って来ない。明日はタイミング良く、ベルリンの小学校はストライキらしいので学校に行く必要は大してなさそうである。テストがあるとかないとか言っていたので、念のため行っておいた方がいいかもしれない。どちらにせよ、早く帰宅するだろう。

陰性になったとはいっても、まだ咳は残っているし鼻もすっきりしない。本調子とは程遠い状態ではある。それでも、夕飯の材料が微妙に足りていなかったので、近所からすぐのアジアショップに出かけることにした。豆腐とネギが切れていたのだ。こういうときに外にサッと出ることができるのは、やはり助かる。

久しぶりに戸外の空気を吸う。家の中にばかり閉じこもっているのは、本当によくない。Fitbitのログはこの1週間でかなりみすぼらしいものになっていた。ほとんど動かずにいたからだ。坂を登ってまた降りて。アジアショップにはなぜかネギが見当たらなかったので、これまたそこからすぐのスーパーまで足を伸ばした。

いつも通りにマスクをして買い物をしたが、そういえば客のマスク利用率を観察するのをうっかり忘れてしまっていた。久しぶりに買い物をしたのと、カードを置いて現金だけ持参していたので足りるかどうか気が気ではなかったからである。1ユーロほど足りなくて、アイスを買いそびれてしまった。

それはさておき。

たかだか15分くらいの外出で、すでに疲労感。明日も少し外を歩いておかないと、金曜日に往復1時間半ほどの補習校に行ったらダメージが大き過ぎる。そんな遠出をする気力がまだまだ回復していないからだ。その上、来週からまた2週間ほどイースター休暇なので、これまたゆっくりできそうもない。

ひとつ抱えているプロジェクトもあるし、今月もなんだかんだであっという間に終わりそうだよなぁ。さっさと終わってほしいものは別にあるのだが、そちらの方は全くもって収束に向かう気配がない。

本当におかしな世の中になってしまったものだが、まずは娘の回復を待つより他なし。徐々に「普段の日常生活」に戻せればいいかな。一方で、もう「普段の日常生活」なんてとっくに存在しないような気もするのだけれど。

そんなことを考えていたら、日本行きフライトの往路チケットがキャンセルになっていた。はぁ。復路だけあっても仕方ないんだよな。もう何をやるにしてもハードルが高すぎるし、余計なエネルギーと時間ばかり取られるの何とかならないものか。

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ベルリンのまりこさん
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