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小雨の中、山道を散歩する〜ハルツ山地〜

今朝、起きたら外は濃い霧が立ち込めていた。

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雨は小降りになっていたので、世界遺産に登録されているゴスラーを目指して車で移動する。途中で小さな滝を見つけたので少し山道を歩いてみることにした。

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昨日の雨で道もかなりぬかるんではいたが、それほど歩きづらいわけでもなく。湿気の含んだ空気が森中を満たしているせいか、少し歩いただけで汗が出てくる。

途中ですれ違った登山客と話をしたが、ハルツ山地の登山道は表示がわかりづらく、行き先や距離の書かれた看板などが皆無だ、という意見で一致した。

チェコのボヘミアスイスのトラッキングコースに慣れている私たちにとっては、未経験のこと。色分けされたコースも方向も矢印の向きがあいまいでさっぱりわからない。ドイツの観光地としては珍しい。

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雨足が強くなってきたのと、目的地までの距離が分からなかったこともあり、登ってきた道を引き返すことにした。あのまま歩いていたらおそらく延々に目的地であろう場所にはたどり着かなかっただろう。

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自宅に戻ってから地図で確認すると、小さな川はクライネ・ロムケと呼ばれており、クライナーロムケというハイキングコースになっていた。

少し歩いてお腹が空いたので、また車でゴスラーの旧市街へ向かうことに。

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散策するのにもってこいの規模だ。町の中心部に15時過ぎに通りかかったら、仕掛け時計からからくり人形が飛び出すところが見れた。曲は「おじいさんの古時計」。

昔は炭鉱の町だっただけあり、炭坑夫がモチーフの人形も出てきた。

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空が曇天なのが少し残念ではあるが、この後天気は少し回復した。明日は午前中はまた山道を少し歩き、午後は炭鉱列車に乗ってみようかと思っている。



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