1週間ぶりのベルリン
バルト海沿岸のツィングストに1週間ほど滞在していたが、あっという間に最終日。行きと帰りの移動日だけ雨がパラパラしたくらいで、全行程晴天に恵まれるという珍しい展開に。おかげでかなりリフレッシュすることができた。
今朝は早めに起きて早めに出発。途中でどこかに寄ろうか、と子どもたちに聞いてみたが疲れていたのかまっすぐベルリンに帰ることになった。車で3時間半ほどなので、途中で休憩を一度入れても午後2時前には帰宅することができた。この時間だとアウトバーンも空いているので、あっという間である。
帰ってきたらきたでホッとするというか、やはり自宅には自宅の良さがある。ただ、近所を散歩しても海岸へ出ることはできない。いつものように買い出しに公園を通ってスーパーへ向かったら、1週間で桜がかなり開花していた。ベルリンも暖かい日が続いていたのだろう。
スーパーは普段より空いていて、休暇に出ている人が多いからだろうか、陳列棚にはサラダ油が少し並んでいるのが目に入った。料金もパニックを回避するためなのか、据え置きのまま。
娘は車の移動で気分が悪くなったらしく、珍しく昼寝をしている。息子の方はこれまた珍しいことに現地校のドイツ語の宿題をしていた。そろそろまた日常のペースに戻していきたいところ。
明日は領事館に行って、息子の更新したパスポートを受け取りに行こうと思っている。少しずつ準備をしているものの、予約した全フライトがキャンセルになっていた。話には聞いていたので予想通りの展開ではあるが、やはりガッカリしてしまう。週明けに航空会社と掛け合わなければいけない。まぁ、まだ十分時間はあるので気長に交渉するしかなさそうだ。
それにしても、3時間と少しの車移動でこれだけ疲れてしまうのに、ほぼ1日がかりの飛行機の移動は大丈夫なんだろうか。今から少し心配ではある。それにしても、だ。今年の夏までに現状が少しでも改善されはしないのだろうか。ただただ不毛な気がするので、さっぱりわけがわからないからだ。世の中、理不尽なことが多すぎる。
それでもまた桜の季節はやってくる。前に進むより仕方がないのだろう。イースター休暇でずいぶんと身体は楽になった気がする。休み明けからまた日常生活が始まるが、1日1日を大切に過ごしたい。