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ヴロツワフで一休み

休暇中は当たり前のように家族全員が常に側にいて、なかなかひとりの時間を持てないので、「ひとり時間」が必要な私にはゆっくりできるというわけでは決してない。

でも、恐らくそれは家族全員にとってもそうなのだろう。本当はいつものように友達と遊びたい娘とできればサッカーの練習に行きたい息子と。

「違うで、ママ。いつもサッカーしたいわけじゃないからな。」

なるほど。息子はどうやらかなりの旅行好きらしく、ヴロツワフに来てからずーっとハイテンションで朝から晩までしゃべりっぱなしである。

どちらかといえば、いつも朝一で仕事場に向かい、夜遅くに帰宅する相方と四六時中一緒、というのが疲れるのかな。まぁ、いいや。

そんなわけで、今朝は息子をのぞく家族全員が疲れ気味だったので、今日は滞在先のアパートから徒歩圏内を散歩する程度にとどめておいた。

晴れたり曇ったり、雨が時折パラパラと降ってくる程度だったので、まずは今日も昨日とは反対の方向に走ってみることにした。

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公園らしきエリアに入ったので登ってみたが唐突に丘になっており、行き止まり。すぐ側に幹線道路が走っているとはとても想像できない。

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公園を出てアパートの立ち並ぶエリアに入ったが、車道ばかりで気持ちよく走れず。これは住んでいないと、どこを走って良いのやらさっぱりわからない。それでもなんとか3キロほど走って帰途につく。

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家で適当にランチを済ませ(今日はやる気がでない)、スーパーではなさそうな市場へ足を運んでみる。思った通り、なんだか昭和の大阪を感じさせるようなお店がちらほら。東欧が好きなのは自分の幼少時代の空気が懐かしいからなのかもしれない。

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駄菓子やさん風のお菓子屋さん。

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裁縫道具やさん。なぜかサスペンダーがたくさん売られていた。

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空き瓶がたくさん売られているのはジャムやキノコで保存食を作る習慣があるからだろうか。

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お惣菜屋さんもかなり美味しそう。

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パン屋さんのショーウィンドウにクリームたっぷりのシュークリームを発見。これも甘さ控えめで美味しいに違いない。

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とにかく美味しいもので溢れているポーランド。建造物も素敵だし、カフェやレストランの内装などもテイストがいい。行けば行くほど好きになる国のひとつかもしれない。

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ポーランド語は相変わらず上達していないけれど、できれば1ヶ月くらい住んでみたいなぁ、なんて思ったり。

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