近所のCoworkingスペースで作業してみた
近所にいくつかあるCoworkingスペース。ベルリンで名の通っているFACTORYで打ち合わせのためにカフェを利用したことがあるくらいで、実際に共有スペースなどで作業をした経験はない。
ひょんなことから、Coworkingスペースに行くきっかけができたので、ようやく足を運んだのである。
オンラインプリンターに接続しようとしたら、指定以外のプリンターが4つも表示されるし、その中のひとつに接続しても印刷している気配もない。オフィスにいる女性担当者に、もうかれこれ5回くらいは質問したんじゃないだろうか。
「先ほど教えて頂いたプリンターが表示されないんですが。」
「あら、ほんとね。じゃ、これでやってみて。そこまで連れて行ってあげるわ。」
連れて行ってもらった先に備え付けられていたのはリコーのプリンター。エリア的にはFIXデスク契約のスペース。数名の人が黙々とそこで作業をしていた。
プリンターで早速40枚ほどの教材を印刷しようとしたら、これまたとんでもなく時間がかかることに気がついた。クラウド接続だからなのか、PDFデータだからなのか、私の使っているMacBookAirがEarly2015の古い機種だからなのか。原因はよくわからない。
仕方がないので、このnoteをせっせと書きながら仕事しているような雰囲気を装いつつ、プリンターの側に設置されたソファーに座って印刷が終わるのを待っているわけである。Coworkingスペースってなんか使いこなすのが思ったよりも難しい。単純にもっとリラックスすればいいだけなんだろう。仕事しているような雰囲気を装う必要は恐らく、まったくない。
左サイドからは英語で電話している声が、右サイドからはプリンターの動く音が度々聞こえてくる。なんとも言えない雰囲気。慣れない場所だし、プリンターの音で他の人がうるさがってないだろうかと変に気になったりと、いたたまれない気分になってしまう。あーあ、早くここの空気に慣れたいものだ。
もしかすると、そのうち知り合いなんかもできるかもしれない。あまりその辺は期待しないで黙々と作業することにします。
それより余計なモノが周りにないので、文章を書くにはちょうどいい空間だと思う。ここでは書く作業が捗りそうな気がした。共有スペースは人の出入りもあれば、話し声も聞こえてくるのでカフェで作業しているのとほとんど同じ。途中でサボれない感じではあるし、午前中の数時間、集中するためにはいいんじゃないかなぁ。