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ロックダウンと変わりやすい天気
今日は残念ながら終日雨のようだ。
ジョギングにも行けないし、散歩も傘を差して行くことになるだろうか。今見ると外が少し明るくなったので、雨がやむタイミングを見計らって外に出ようかな。
天気が優れず子供たちが外へ出られない日が続くとなかなか大変だ。今日はありがたいことに娘のクラスメートが遊びに来ているので兄弟喧嘩にはそれほどならずに済みそうだ。どうも年下の弟が上の姉の邪魔ばかりする傾向にあるので、娘は友達の家にばかり遊びに行ってしまう。
クラスメートの女の子も下に妹がいるそうなので、家で同じように邪魔をされるかどうか聞いてみたところ、「うん、まぁ、そうかな。」という答え。女の子なのでそれほどひどくはないらしいが、やはり下の子は上の子に構って欲しいのだろう。仕方がない。
大人の場合、天気が悪いロックダウン中に何をするのかといえば、こういう状況でなければなかなかじっくり取り組めない「語学学習」なのである。「ピアノ練習」でもいいし、穴のあいた「服の修繕」でもいい。とにかくやることは山積みだし、なんなら積読もたまる一方なので少しでも崩しておきたいところだ。
接触制限があるとはいえ、人を全く呼べないわけではないので、家での作業に行き詰まったとしても、一緒にお茶をして色んな話をする機会が完全に奪われてしまったわけではない。いつも決まった人と会うくらいであれば許される範囲だと思う。
さらにロックダウンが長期化するのであれば、それこそミシンを引っ張り出して何かを作ってもいいし(ミシンの音は意外にストレス解消になる)、なかなか完成しない塗り絵を仕上げてもいい。
大人はこんな風に何とでもなると言えばなるので、それほど困らないのである。
問題は子供たち。娘はサバイバル能力が高い方で自分で楽しい状況を作るのがとてもうまい。ロックダウンでもできる範囲で近所の友達と遊ぶし、ひとりでじっくり本を読むこともできる。
弟の方がまだ年齢もあるのだろうけれど、ひとりで時間を過ごすのがあまりうまくはない。今日はマフィンを焼く約束をしたので、雨が上がるタイミングでバターを買いに行こうかと思っている。あいにく後少ししか残っていないのだ。
バターを買いに出かけたら思った以上に風が冷たく驚いた。うっかりストールも忘れてしまった。少しすると、雪が降ってきた。そうかと思えば、雷が鳴り、雹まで降ってきたではないか。強風で横殴りの雪に雹とはさすがに寒すぎる。慌てて家に戻ると、今度はさっきまでの嵐が嘘のような青空である。
ドイツではこのような天気のことを「4月の天気」Aprilwetterと呼ぶ。今日は文字通り典型的なAprilwetterだ。
あ、バナナのいい匂いがしてきたなー。
「ママ!マフィンできた?」
もうすぐ焼けるよ。
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