突然の陽気に誘われるかのようにピクニックな日々
今週からベルリンの小学校はイースター休暇でお休みだ。ロックダウン中の家庭学習や短縮授業が数ヶ月も続く中、本当に休暇なんているのかな、というのが正直な気持ち。
昨日も今日も外に出て日に当たっていると暑すぎるくらいの陽気になった。冬季の日照時間の少なさをカバーしなくてはいけない私たちは太陽が出るととにかく外に出ないと気が済まない。
昨日は友人を誘って普段はあまり行かない壁公園(Mauerpark)でピクニックをした。とてもベルリンらしい風景の広がる平日の公園。今はカフェが閉まっているのでそれほどでもないが、普段カフェのテラスに座ってのんびりしている人のあまりの数の多さに、この人たちは一体何をしている人たちなんだろうと首を傾げることがある。
それくらいのんびりムードなのがベルリンの平日のカフェのテラス席だったり、公園に集う人々だったりする。
学校休暇が始まったとはいえ、まだイースター休日は始まっていないのでそこまで公園もぎゅうぎゅうに混雑していないのもいい。
仲良くなったパグと一緒にスケボーに乗ったり、クラスメートも合流したりと子供たちにとっても楽しい1日になった。突然、日の光をたっぷりと浴びたのでその日はみんなちょっとグッタリしていた。
さて、今日も引き続き終日晴天の予報。昼前にジョギングをしたが、暑くてすぐにバテてしまった。暑さにとにかく弱いのである。まだ春なのにね。
この暖かさも数日続いた後は、また10度前後に戻ってしまうようだが、これがベルリンの春なのだ。もうこのまま暖かい日が続くのだろうなぁ、という期待を何度も裏切りつつ、気付いたら春を通り越して初夏になっていたりする。
今日はなんとなくまだ昨日の疲れが残っていたのか、息子も私も遠出する元気はなかったので、近所の公園にテイクアウトしたピザを持って行って食べることにした。もちろん、ボードの練習もプログラムには含まれている。
ロックダウンの影響で気軽にできるジョギングや縄跳び、ボードが生活の中に組み込まれつつある。縄跳びは足への負担が大きいようなので一時休止中だけれど。まさか(息子曰く)「もうあんまり若くない」この年からボードの練習をすることになるとは夢にも思わなかった。
まぁ、でもやりたければやってみる、というのが性に合っているようなので別にいいかな。派手に転倒でもしたらポキッと骨がすぐに折れてしまいそうなのはともかく。
これからのいい季節、冬場よりはロックダウンの重苦しい感じが和らげばいいのになぁ、と思いながらゴロンと寝転んでまだ蕾のままの桜の木を見上げていた。