丁寧な生活のレベルが高すぎる
また手作りのお菓子を頂いた。息子のクラスメートのお母さんである。毎回、それはもういろんな種類の美しいお菓子たちが我が家に舞い降りる。前回はモンブランにシュトレンという冬を代表すると言っても過言ではない顔ぶれだった。では、今回はどうか。
生八ツ橋、きんつば、そしてオランジェット
最後のやつに限ってはオシャレすぎてよくわからない。調べてみたらオシャレなだけあって、やはりフランス菓子だった。
言われてみればその通りだが、フランス語になるとなぜか響きがオシャレな気がしてしまうのは私だけだろうか。フランス語はこれだから侮れない。
さて、先週に続き今週も。さすがにもらいっぱなしというわけにもいかず、先日これまた別の友人宅で作り方をじっくりと観察してきたキムチを娘に託した。キムチ大活躍。
ただ、いつまでも他力本願ではいかん、ということで今関わっているプロジェクトが無事に終わったら、何か作ってみよう、というところまでは意識が変わった。そうだ、久しぶりだがやればできるかもしれない、がんばれ。
しかし、一体何を作ればいいのだろうか。甘いものにキムチ。甘いものに〇〇。あ、そうだ。娘がほとんど来ていない冬の上着があったな。いや、これでは作ったことにならないではないか。でも、こっちの方が喜ばれそうな気がする。まずは上着を持って行ってもらおう。
さて、生八ツ橋。こちらは作り方も教えて頂いたので、こっそり作ってみて万が一うまくできたらTwitterにでも上げてみようかと思う。自分で自分にプレッシャーをかけなくてもいいのにね。
あとはなんだろう。お菓子作りが上手な人は間違いなく料理もうまいと思う。海外に住む日本の人って、美味しいものがないので自分で作っちゃう人がやたらと多い印象を受ける。味噌から始まり、お漬物や納豆、前述のキムチなど。手打ちのうどんにパスタ、ラーメンはもちろん、豆腐を作っている人もいればパンを焼いている人もわりと多い。
ベルリンにかれこれ30年近く住んでいるが、こういったものを作ろうと思ったことがないのである。こういう私みたいな人もいる。最近、やっと重い腰を上げてキムチが作られるのを眺めてきたばかり。でも、キムチは本当に美味しかったので、今後も作ると思われる。そう、多分。うまくいけば。
筋トレをいつもの倍したらクタクタで今すぐ眠りそうだ。そうか、あれもそれもこれも全て筋トレのせいに違いない。