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深い眠りを得るにはどうすればいいのか

ここ数日はあまりの暑さにFitbitを外したきり、何時間も付け忘れていた、ということが何度かあった。一度は付け忘れたまま眠ってしまったくらいだ。

睡眠ステージの表示があるのだけれど、果たして睡眠の質がいいのか悪いのかよくわからなかった。

いつも睡眠スコアは75前後の「やや低い」で推移していて、週末に長く寝るとたまに80台「良い」に乗っかるくらい。

レム睡眠とかノンレム、という言葉は聞いたことはあるけれど、それがどのくらいの割合であればいいのか、とか詳しいことは調べずにいたわけだ。

検索してみると、偶然にもフィットビット・ジャパンについての記事がヒットした。

同社(フィットビット・ジャパン)は、延べ40億件以上にのぼる睡眠の測定を続け、睡眠ステージに関する数百万件のデータを分析した。その結果、睡眠時間が長くなると深い睡眠とレム睡眠が増え、睡眠7~8時間の際にこの2つの睡眠ステージを合わせた時間が占める割合が最も高くなることが判明。

睡眠が7時間を切ると、全体の睡眠時間に占める深い睡眠とレム睡眠の割合が下がるというのだ。

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出典:フィットビット・ジャパン

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フィットビットで集計された自分のデータ↑

さて、上の表のフィットビット・ジャパンが集計したデータの平均値と比べてみても、深い睡眠の平均値が低いし、目覚めた状態の時間も長い。まずいな。男性ベビーブーマー世代の平均値に一番近いではないか。このままでは早く逝ってしまいかねない。

眠りが浅いほうだという自覚はあったが、まさかここまでとは。

定期的に運動もしているし、生活リズムもそれほど変動がない。改善できるとすればなんだろうか。カフェインの摂取を控えたり、夜食を就寝時間の2時間前までとするとか。コンピューターやスマホの画面を眠る直前まで見ているのも原因かもしれない。一度にやろうとすると大変なので、そうだなぁ、まずは夜食を少なめかできればカットする方向で行ってみよう。

数値が劇的に変わったりはしないだろうけれど、少しでも改善できるよう工夫してみたいと思う。

ひとつ気付いたことは、早く眠ったからといって、必ずしも睡眠時間が長く取れるとは限らない、ということ。無理に早くベッドに入っても眠くなければ深い眠りにはならないし、覚醒時間も増えてしまう。そろそろ寝ようかな、という自分の感覚に従うのが一番いいようだ。

ベルリン映画祭で深夜過ぎに帰宅して、かなり遅く就寝した時に数値が普段通りだったことからも、好きな時に好きなことをするのが一番いいんだろうな、と思った。「健康のために早く眠らないと!」と頑張ったところであまり報われないのだ。

参考サイト:「睡眠は7~8時間がよい」「中高年は眠りが浅い」、定説を活動量計で実証



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