久しぶりに一瞬晴れ間の出たヴロツワフ
今朝方は曇っていたが雨が上がったので、走ってみることにした。知らない土地でジョギングをすると、なかなかペース良くは走れない。ポーランドの第4の都市ヴロツワフ。市街地は整備されているが、滞在先のGajという地区の道はまだ整備されていないところが多いのでかなり走りづらかった。
数日間続いた雨でぬかるみや水たまりに足を取られる。ずーっとGoogle マップを見ていても仕方がないので、方角だけを頼りに適当に走り出す。
ぐるっと大きく1周して帰宅。それでも3キロ未満にしかならなかった。次に走る時はまた別ルートを探ってみよう。
さて、今日はどこへ行こう。植物園に行ってみようか。
ということになり、また車で30分ほど北上する。市内にはオドラ川(ドイツ語ではオーダー川)やその支流が流れており、移動中にもよく橋を渡ることになる。全部で200ほどの橋がかかっているのだそうだ。
植物園に着いたが、ここも平日の昼下がりで閑散としている。今回はどこへ行っても空いているが、ヴロツワフの人口は64万人ほど(2019年6月)らしい。街の規模が大きい割には少ない気がしないでもない。総面積はベルリンの3分の1ほどのようだ。
天気の良い週末は人で賑わっているはず。とても気持ちがいいロマンチックな植物園だ。コロナ禍で室内には入れなかったが、ぐるっと園内を一周してみる。
植物園のホームページがポーランド語しかないので、詳細は分からないが、どうやら1811年にドイツ人でヴロツワフ大学で化学と植物学の教鞭をとっていたヨハン・ハインリヒ・フリードリヒ・リンク(Johann Heinrich Friedrich Link)が設立に関わっているようだ。彼はヴロツワフ大学の学長にも選ばれている。後にベルリンの植物園の園長にも命じられたそうだ。
ハロウィーンのカボチャも園内のあちらこちらに展示されていた。
ぐるっと見て振り出しに戻った頃、久しぶりに少し太陽が姿を現した。
また天気の良い日に再訪してみたい場所である。
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