秋休みなのでポーランドのヴロツワフへ
昨日から秋休みに入ったベルリン。偶然、ドイツ国内ではなく、ポーランドのヴロツワフへ行くことにしていたのでコロナテストの陰性証明なども必要なく車で4時間ほど離れた街へ予定通り向かうことに。
ドイツとポーランドの国境地帯はアウトバーンもガラガラに空いていた。特にコントロールなどもなく、ポーランド側に警察の車が2台ほど道路の脇に停まっていたくらいだった。
秋休み前の数日でドイツ国内の規制が日に日に厳しくなっていたため、何だかギリギリの状況でポーランドへ行くことになってしまった。こんな複雑な心境で越境しての旅というのもなかなか経験できないような気がする。
ドイツ国境を越えてポーランド側に入ると、いつものように道路が突然ガタガタになった。反対車線は工事が既に終わっているようだったが、ドイツ側から入ってくる車線は5メートル間隔で継ぎ目がくるので、まるで列車に乗っているような感じだ。
ガタン、ガタン、ガタン、ガタン…
数十キロほどそんなガタガタ道は続き、街に近づく頃になってようやく道路の状態が良くなった。道が悪かろうがポーランドナンバーを付けた車は平気で追い越し車線をビュンビュンと走っていたのが印象的だった。
東欧圏に入るといつも感じる適当さというか、ルールを守る人がドイツに比べるとかなり減るような気がするのである。
ヴロツワフまでは特に渋滞にもはまらず、休憩を入れても5時間ほどですーっと到着した。Airbnbのアパートも写真で見たとおり、十分な広さがあり快適な物件でホッとする。子供たちも大喜びだ。
中心部からは若干離れた場所にあるものの、スーパーマーケットなどが入ったショッピングモールも併設しており、寿司レストランもあったので初日から寿司を食べてしまった。
最近、旅行と行っても居心地のいいアパートがあり、美味しいご飯が食べられ、環境が変わりさえすれば十分だと思うようになってきた。
いつもと違う場所でいつもと同じ生活をするのが新鮮で楽しいからだ。散歩やジョギングを違う場所でやるだけ。こうやってnoteを更新するのも、いつもと違う部屋でやるだけで、まるで気分が違うのだから不思議なものだ。
別に観光したい人でもないので、こうして好きなことを好きな場所でできればそれだけで満足なのである。とはいえ、せっかくポーランドのヴロツワフに来ているので明日は天気が悪くても市内を散策してみようとは思っている。
街中にたくさんいるという小人たちにも会いにいかないとね。
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