ドイツ国内で過ごす夏休みの計画を立ててみる
さて、今日もnoteを書こう、と思い時間を確認し驚いた。まだ外が明るいというのに、もう21時近かったからだ。6月になった途端、ベルリンにも夏がやってきた。それに伴い日も長くなる。明日は26度まで気温が上がるらしい。
いつまでも日が高いので、子供たちの就寝時間がどうしても遅くなりがちだ。最近、22時を回ってもベッドに行かなくなってしまった。息子は毎日、「後22日で夏休みやんな!」とお正月でもないのにカウントダウンを始めた。
どこにも行けない長いだけの夏休みはコワイ。
娘は「ママ、行くとこ調べた?」と聞いてきた。仕事柄かどうかは分からないが、休暇の予定を組むのはどちらかというと私の役割になっている。旅のプランを立てるのは好きなので、別に苦にはならない。もはやドイツ国内の旅行ではあまりワクワクできないので、ポーランドやチェコに行けないのはちょっと辛い。でも、子供たちは数日前からなぜかバイエルン、バイエルン!と盛り上がっているので、久しぶりにアルプスにでも登ろうか、なんて思ってしまった。
バイエルン地方には美しい自然やお城がたくさんあるので、撮影の仕事では頻繁に訪れた。日本でも有名なのは、ディズニーランドのお城のモデルにもなったノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)だろう。
キーム湖にあるヘレンキーム城(現在閉鎖中)もとても綺麗なお城だし、ベルヒテスガーデン(Berchtesgaden)周辺の自然も最高である。オーバーバイエルンは山のある風景がいい。ベルリンは残念ながらいささか平坦すぎる。
シューナウ、ケーニッヒ湖にあるバルトロメー寺院
さて、現在の旅情報を少し当たってみた。ワクチン接種が完了していない場合は抗原テストではなく、PCRテストか馴染みのないPoCテストの陰性証明が必要、とある。しかもこちら、7歳以上の子どももその対象となっている。7日間指数が50を切ればその必要はなくなるそうだが、現時点での指数は65,1だ。うーむ。しかも、このテスト結果が有効なのは、たったの48時間。滞在期間が1週間だとすれば、3回もテストを繰り返す必要が出てくる。しかも、これらのテストは有料なので、毎回3人分(相方は今月中旬に接種完了のため)のコストが掛かるわけだ。
今から予約だけ入れておいて、数値が下がればGo!という方法もあるわけだが、そこまでうまく条件の合う宿が見つかるのかどうか。ハードルが高そうだ。残念。
バイエルンは車での移動だと長いので、途中でワンクッションを置く必要がある。また近場のハルツ山脈かエルツ山脈辺りで探した方が良さそうではある。
今年の夏休みの計画を立てるのは、一筋縄では行かない予感しかない。ただ、6週間もベルリンにいるだけでは、子供たちも私自身もネタ切れすのは目に見えているので正直キツイのだよなぁ。
さて、どうしたものか。ワクチン接種完了が7月中旬なので、最悪の場合は休暇最終週あたりに予定を組むより他はなさそうである。
タイトル写真:https://regio.outdooractive.com/oar-bgl/de/
本文中の写真:ベルヒテスガーデンHPより
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