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在宅医療 服薬指導で使える★薬剤師のためのハンドコミュニケーション!たった1,2分で行う技術とは

こんにちは。
ハンドリフレトレーナー・講師の三上絢愛です。

風にゆれるコスモスが美しい季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

先月、埼玉の調剤薬局様よりご依頼があり
「ハンドコミュニケーション研修」を開催させていただきました。

当日はハンドリフレの実践や現場を想定したワークが多く大変盛り上がりました(^O^)
約70名の薬剤師の皆様、ご参加ありがとうございました!


今回ご依頼に至った経緯は
「在宅薬局が進む中で、患者様とコミュニケーションで
困っている薬剤師が多く、何か良い方法がないか探していた」
ということでした。

皆様どのようなことでお悩みかといいますと
お薬を飲んだことを忘れてしまったり、
お薬を飲みたがらなかったりと
高齢の患者様の応対が多いかもしれません。

各グループで共有したいただいた時には
・患者様の不安や孤独の受け止め方がわからない…
・認知症の方への応対がわからない…
・患者様との距離の縮め方がわからない…
(服薬拒否⇒本来の仕事ができない)
・話をしてくれないので何で悩んでいるのかわからない… 等々
どのようにコミュニケーションをとったらよいのかわからないという
お悩みが沢山でておりました(><)

確かに、何に不安を感じているのかわからないと
本来の服薬指導が進まずもどかしい気持ちになりますよね。

・なんでこんなに嫌がるのかわからない…
・何をやっても、言っても無駄なのかな…
・自分には素質がないんじゃないかな…

と自信がなくなる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方にこそハンドリフレは効果を発揮します。

どうしてもリフレクソロジーというと
時間をかけて行うイメージがあるかもしれませんが
たった1,2分でも継続して行うことで効果が期待できます。

短い時間でも優しく手を包んだり、手の甲をさするだけで
『オキシトシン』が分泌され不安やストレスが軽減します。

薬剤師の方が訪問する場合、本来の業務をするための補助的手段として
不安を抱えている方に対して相手を安心させてあげる効果が期待できます。

研修では男性の薬剤師の方のご参加も当初想定していたよりも多かったのですが
「手に触れることは戸惑いがありましたが、
触れ方やさすり方次第でこんなにも穏やかな気持ちになるなんて知りませんでした。
いや~優しさ大事ですね~(^^)。
訪問先で高齢者の方にやってあげたいし、家族にも帰ったら速攻やりたいです」
と言いながら男性同士で楽しそうに行ってました。


研修後に薬局の店長で在宅を担当している薬剤師の方からはこんな嬉しい報告がありました(^^)

「普段あまり話をしてくださらない高齢者の方がぐったりしていたので
服薬指導の前にセルフケアの仕方を見せてあげました。
1,2分だけどんな感じかやってみましょうかという話になりマッサージをしてみたのですが
あっという間に表情が緩みました。気をゆるしてくださったのか
手の話から昔の仕事の話、気になっている悩み事まで話してくださるようになりました。
ハンドリフレクソロジーの効果がでて良い関係性になり
少しずつ笑顔で受け入れてくださるようになった気がします。」

お薬を扱う専門家だからこそ、このような『心に働きかける手段』をもっているだけで
患者様も安心して相談できるようになるのだと思います。

訪問看護・介護・薬剤・歯科など在宅ケアはこれから益々増えていく傾向にあります。

□訪問看護の限られた時間の中でも不安を軽減させ、リラックスさせれるケアを取り入れたい方
□認知症・緩和ケアとして現場で活用されたい方
□色々なことををやりたくないという患者様とのコミュニケーションツールとして
□患者様の心と身体の症状を軽減させるツールとして
□スタッフの心のケアのために取り入れたい方

手軽にできる「ハンドリフレ」を取り入れてみませんか?

ハンドリフレを体験してみたい方、ご興味がある方は気軽にご相談ください。

詳細はこちらです。
https://hand-school.com/

医療・介護・薬局の現場の皆様が疲弊することなく
本来注力すべき業務に集中・活躍できますよう
ハンドリフレがお役に立てましたら幸いです。

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