あらゆるチャンスを奪う●●バイアスの正体とは
こんにちは。
人事コンサルタント・講師の三上絢愛です。
夏の暑さも落ち着き活動しやすい季節となりました!
秋はスポーツや芸術、勉強など新たに始める方も多いと思いますが
いかがお過ごしでしょうか(^^)
私はこの秋から体力づくりのためにランニングを始めました!
新しいスニーカーを購入したのですが気分が上がりますね♪
新しいことのスタートや再開というと
最近は個人だけではなく、法人の経営者の方、研修ご担当者様からも
今後の方針についてご相談をいただくことが増えてまいりました。
実際、人材育成が追いつかず急いで研修開催をしている法人様も多数ございます。
つい先日も病院向けの次世代リーダー育成研修を開催させていただきました。
そのときに受講者の方からこんなご相談がございました。
「自分より年上でベテランの方になおしてほしい事があっても、
考え方がかたまってるから伝えても仕方ないと思って諦めてしまいます。
なので特に新たにやり方を変えたりは難しいと考えていて、
現状維持で行っているのですが何か良い方法はあるのでしょうか?」
確かにベテランは自分なりのやり方ができてしまい、
指摘しても新しいことは受け入れてくれない
反論されて終わってしまうのではないかと
諦めたくなるかもしれませんね。
ここで私たちがよく陥りがちなのが色々なバイアス!
私も物事がうまく進まないときは根拠のない先入観で考えてしまい
罠にはまってしまうことがありますが
そんな時は代表の金森と情報を共有することで、
視点がずれていることに気づき、
客観的に物事を考えなおすことができるようになります。
ここで大事なことは誰もが「バイアス」に陥る可能性があるということです。
解決のポイントは2点
①自分の陥りがちなバイアスを分析すること
②他者と情報を共有したり、異なる意見をもつ人の話を聞くこと
先日の研修では、どのようなバイアスに陥っているか受講者の方に分析していただきました。
皆さん色々なバイアスに陥っていましたが、相談してきた受講者の方からは
こんなフィードバックがございました。
「自分は『確証バイアス』に陥ることが多いかもしれません。
この年代はこれができない…
この職業の人にはこのことを言っても伝わらない…など
自分に都合の悪い情報を見て見ぬふりをしてしまう。
確証バイアスに陥ることによって、もしかしたらしっかりと伝えれば
相手も理解できるかもしれないのに、自分は相手の可能性を奪っていたかもしれません(><)」
他の受講者の方からも「確かにあるかも」との反応があり
皆さん仕事のケースに落とし込みをして分析と共有をなさっていました。
そこから新たに気づきを得て、できていないことに対しても次のアクションにまで設定していました!
これから先が楽しみですね。(^O^)/
あらゆるチャンスを逃さず変革していくためにも
陥りがちなバイアスを分析し、うまくいっている情報など獲得しながら
情報共有してみてはいかがでしょうか。
皆さんひとり一人が活躍できるためにもお役に立てましたら幸いです。