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制限は生み出しに欠かせないエッセンス

こんにちは!
管理部の佐々木です。

早いものでもう10月。
日中も肌寒くなってきて、気づかない間に秋を感じる季節になって参りました。
毎年この時期になると、夏が大好きなわけでもないのに
”今年ももう夏が終わってしまったのか・・・”
とちょっと浸ってしまいます笑
皆様の夏の思い出は、どんなものがありましたでしょうか。

かくいう私は、帰省して久しぶりに家族と過ごしてきました。
のんびりしていると、兄が満面の笑みを浮かべながら
「宮本武蔵って、なんで二刀流か知ってる?」と聞いてきました。
なんか引っ掛けかなと思い
「最初から二刀流だったんじゃないの?」と返すと
そうではなかったようで・・・

諸説あるかもしれませんが、兄曰く
宮本武蔵が二刀流を編み出したのは
“なぜ戦いの場で刀を両手で握らないと振れないのか”
と、当時の常識や自分でも当たり前だと思っていたことに疑問を持ったことが始まりなのだとか。

結果、 刀1本でいかに勝つのか?(今の当たり前)ではなく
勝つためには何をどうすれば良いのか?と考えた結果
両手を自由に使え、かつ片手でも刀を振って戦うことができる二刀流が生まれたのだそうです。

私はこの話を聞き
自分は制限のある中でもどうにかしようとしていると思っていましたが
制限からはみ出さないようにしていたのかもしれないと気づかされました。

例えば仕事の場面で考えてみると・・・
仕事における制限には時間や費用、割ける人員や社内のルール、前例の有無など様々なことがあると思います。

制限は何にでもついて回りますし、その中でやりくりをするものだと思い込んでいました。
ですので「~~したいんだけど××ができない」という発想に陥りやすかったように思います。
制限は自分には一切コントロールができないものという前提があったのかもしれません。

宮本武蔵のエピソードをから、目的をしっかりと見据えていれば
制限そのものの既存枠に疑問を持つことで制限そのものを変える働きかけができたり、
制限そのもののとらえ方を変えられるのだということに気づかされました。
一言でいえば、制限を手段化するということだと思います。

仕事の場面以外でも日常のあらゆる場面で私たちはあらゆる思い込みをしているのかもしれませんね。
急に宮本武蔵レベルのそれまでの常識を覆すような発想は難しいかもしれませんが
きっと彼も思いこんでいた時期があったからこそ二刀流を生み出せたはず・・・!

まずは「何のために?」「どうしたい?」この二つを自問自答していくことが
彼のような発想に近づき、人生の可能性や選択肢を増やしていけるように精進していきたいと思います。

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