挑んだその先へ!
サロン事業部の牛山です。
みなさん、日々仕事やプライベートで頑張っている中で、
目の前のことでいっぱいいっぱいになっていませんか??
私はいつもいっぱいいっぱいでございます🙈(笑)
そんな私に気付きを与えてくれたエピソードをお伝えしたいと思います。
先日、新しくFee’zに仲間入りするセラピストの育成講師として研修を担当していたのですが
研修開始前に意気込みをAさんに聞いてみると、気合十分なのが伝わってきて私も気を引き締めて臨んだのです。
Aさんは少しずつ知識や技術が増えていくことに楽しそうに頑張っていました。
ところがある程度、進んできたときに、たくさん手技に関しての質問を頂いたので応えていくと・・・
Aさんの様子がいつもと違ったように見受けられました。
カリキュラムが先に進むほど何度か似たようなシーンに遭遇して、
「あぁ、自分がうまく教えられていないんだなぁ。どんな風に伝えられると楽しく研修終われるだろう」と考えていました。
なぜなら、自分が研修生だったころを思い返してみても先輩から教わっていた時の自分は最後まで楽しかった記憶があるからです。
様子を見守ってくれていた院長から「研修は順調?」と心配して聞いてくれたことがあります。
私は、「気持ちよく研修して最後まで楽しませてあげたくて、色々と教えているのですが、もしかしたら教え方が間違ってるかもしれません😣」
と現状を相談したところ、
院長から「楽しく感じてもらおうとすることも大切だよね。でも、Aさんがもがき続けた先にこそ成長の機会があるんじゃない?だからもう少しだけAさんのこと信じて見守ってあげな(^^)/」
とアドバイスをいただきました。
この時に自分がハッとさせられたのは、自分が研修生だった時も、先輩からは『答えそのもの』を教わってはいなかったなぁということです。
自分は、わかることが増えたら楽しいとだけ思って色々とアドバイスをしていたつもりでしたが
Aさんは、自分で辿り着いていたわけではないので出来ていく実感は薄かったんだと思います。
結果【本人が挑んだ先に掴めるモノ】を奪っているんじゃないかということに気付きました😞
なので、その後の研修ではヒントをなるべく先に進むきっかけぐらいのレベルにして
何度でも質問受けて見守るようにしてみました。
するとAさんが、修正しながら段々と成長している実感を自ら掴み、表情が活き活きとしてきたんです!
恥ずかしながら私自身も、そのもがいてきた姿を講師の立場として見守らせて頂いたおかげで、
Aさんからチャレンジャーとしての姿勢を学ばせて頂いた気がしますm(__)m
私も一層、講師・セラピストとして精進してまいりたいと思います!!
そしてAさんからの癒しを提供できる日まであと少し!それまで楽しみに待っていてください(^_^)