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「頑張れない」部下には「逃げ道」を与えましょう?!

社会人になって仕事をしているとたくさんの壁にぶち当たり、
「あぁこういう交渉技術があったら…」
「もっとプレゼンが上手だったら…」などなど、
身に着けたい知識や技術がたくさん出てきますよね。

Photo by Jo Szczepanska on Unsplash

身に着けたいと思ったとき、本を買って勉強したり
スクールを見つけて通ったり、出来る人に聞きに行って練習したり、
すぐに行動を起こしてやりきれる人は成長も早いですし
成果もきっと出しやすいと思います。

上司からしても、このように主体的に学び、
仕事に還元してくれるわけですから大変ありがたい存在
です。

一方で、すぐやろうとする「気持ち」はあるものの、
結局先延ばしにしてしまったり、今の「楽」を優先させてしまったりして
なかなか実行に移せないタイプの方も少なくないことでしょう。
良い悪いではありませんが、
その分やはり仕事のスキルはあがりにくいですから、
成長速度もゆっくりで成果もあがりにくいとは思います。

そんなとき上司の立場でいうと、
部下の将来を思えばこそ、勤務時間外での勉強や
トレーニングをお勧めしたいところですが
このご時世強要することはできませんから、
なかなか頑張りがきかない部下をもつと
悩ましいと思う方も多いのではないでしょうか。

Photo by Tingey Injury Law Firm on Unsplash

今日は、そんな省エネ型の部下の心に火をつける技術
一つご紹介したいと思います。

それは…

逃げ道を与えること!

逃げがちなタイプに逃げ道なんて与えたら
さらに頑張らないんじゃないですか?

というお声も聞こえてきそうですが、
ご安心ください。そうはなりません。

ポイントは「期間限定の頑張り」+「逃げ道」を両立させることです。

「今日1日これで全力で頑張ってみてダメならもうこの方法は諦めよう」
「1週間これまでやったことのないことも含めて全力を尽くして、
ダメなら諦めよう」
「最悪会社はここだけじゃないし辞めてもいいと思う。
ただ1週間だけ今までにない本気出してみてから判断してみたら?」

なかなか頑張れない人というのは色々要因はありますが
ずっと頑張り続けなければならないような錯覚に陥っていることも多いので
短期間の期間限定で頑張ろうという「限り」を見せるだけで
途端に頑張れたりするものです。

不思議なことに頑張ることに「慣れ」たり、
頑張った結果として成功体験を積むことができたりすると、
こういうわかりやすい「限り」を
明示されなくても頑張れるようになります。

部下育成等で悩んでいる方は是非試してみてくださいね♪

人事コンサルタント
金森秀晃

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