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共有できる人がいると言うこと③

少し話がそれましたが、
娘には
母と夫のことを共有できる友人がいます。
私は会ったことはないけれど、
娘が気にかけている大学からのお友だち

実は彼女のお父さんも自殺でした。
そのことは母が亡くなった時に
娘から聞いていました。
でも、実際はもっと複雑でした。

彼女のお家では
お父さんのひどいDVが原因で
離婚調停をしていました。
離婚の話が出てからは
お父さんは家族と離れ
自分の実家へ戻っていたのに、
ある日 自宅へ帰ると
家を出て、実家へ戻っていたはずのお父さんが、
リビングで亡くなっていたそうです。

身近な人が亡くなると、
誰もがお悔やみを言ってくれます。

亡くなった人を偲び
どれほどいい人だったか。
若いうちに亡くなれば
その人がどれほど無念だったとか。

でも
いくら遺族であっても
それが苦しい人もいるのです。

亡くなった人は
すべてがいい人なのでしょうか・・・

わが家も色々ありました。
母と私の確執
夫と娘のこと
私と夫のこと

亡くなった人のことを悪く言うのはよくないのでしょうが、
どこのご家庭にもあるのかな、と思えるほどのごたごた。

亡くなった人のことを悲しむだけではない
それ以上の複雑な心

2年経ち、先日のブログでも書いたように
後悔や懺悔の気持ちが薄らいでいたのに驚きました。
そして、いまは少しだけの怒り。
ずっとこの2年間、自分を責め続けてきました。
言い方を変えると
「執着」していたようにも感じます。

そこから離れられたのは
成長なのかもしれません。

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