へっぴり腰が世界観勝負に出た展示会チャレンジ 〜作品のアレコレ〜
やたら長いタイトルになってしまった。
自信なさげなことも匂わせ、その上にタイトルセンスのない人間のnoteを覗いてくださりありがとうございます。
へっぴり越しで臨みました、人生初公募展示。
美術部でも美大卒でもないけど挑戦した公募展示。
発送前夜0時過ぎまで準備した、公募展示。
作品が売れました。
え?なに?作品が売れた?
主催者の方のTwitterを見る限りお迎えが決まったらしい。
え、あの超絶かわゆい額がほしかったのかな?
え、絵の裏面に何か落書きしてなかったっけ…?
え、大丈夫かな、売れたよ、え…!
あまりの予想外の出来事に驚いた。
この年齢になっても予想外のことってあるんだなぁ。いやあるか。2年間前だけ通ってたあのラーメン屋がまさかあんなに不味いとは予想外だったもんな。
今回は「絵の紹介」です。
こんなの描いたよ、ってのを残しておきます。
■そもそもどんな公募展示?
パン屋さんでの展示に応募しました。
教室の後ろの壁以来、初めての展示。
自分の作品らしい作品もまだなくて。
数ヶ月前には「絵の系統が定まらん。」とかボヤいてデジタルイラストを描いていました。
✉️公募展、当選しました。
この連絡が来たとき、
ヨシ、世界観勝負でいこう。
と決めました。
いまから技術力の向上を目指すにも限界がある。
どうすれば自分が満足できるのか…
考えた結果「世界観」でした。
展示のテーマを決めました。
こんな感じ。ロマンスベースで。
ロマンスに一度フンフン鼻息荒くなりましたが、やはり親子連れで来られるパン屋さんということもありかなりブレーキがかかりました。
あと、私のことも少しばかり。
こんな想いで参加したよってことを伝えたくて。
アラサーの人生観も足して、味わい深くなればなぁとか。
■作品は?
キャプションありきでようやく意味がわかる気がしていますが、意味なんて分からなくていい。
ぜひあなたなりのロマンスを見てほしい。
01.「食パンカチ」
ロマンスのはじまり。
出逢いのシーン。ダジャレでスタートをきった。
なかなかの好スタート!
いや、後に続きづらい。
このタイトルにするということは、未来の自分に課題を課すということ…
02.「花束のコロネ」
花束に微笑む美女っぽそうなひと。
花束のコロネ…花束のころね…花束の頃ね…
そっか、もう花束をあなたからもらう頃になったのねうふふ…的な、全く分かりづらい遠回りのシャレで攻めました。
03.「くちびるパン」
はい、額メインの作品です。
ロマンスには唇必須。(だと思う)
唇はとても大切だから特別な額に仕舞いました。
04.「クロワッサンの夜に」
三日月を眺める夜の男女の出来事。
よぉく見ると、男性は小さな箱を持ってます。
なんだろうドキドキ。
キャプションにガッツリ間違いがあって、恥ずかしくて読み直したくない作品です。てへ。
05.「リングドーナッツ」
夢見るリングドーナッツ。
実際にこんな夢が実現したらすぐ食べちゃう!
額だけでも愛おしい作品紹介の終了。
■こだわりは
やっぱり世界観。
素朴にして観る人の想像の余地を残しときたい、と思いました。
クラシックなような。
でも重くないポップなタッチで。
甘くてベタなのに、新しい瞬間のような。
まさに、焼き立てパンを食べたときの音と香りの瞬間的な。
そんな感じにしたい、と。
そうね、パン屋さんで観て盛り上がってほしい、と。
■感想
購入してくれた方がいる、破茶滅茶にうれしい。
とにかくその方がどんな気持ちで購入されたのか、純粋に気になるというところです。
へっぴり腰で、挑んだ展示。
購入くださった方がいるのならば、私はへっぴった腰を前に突き出し、胸を張ってたい。踏ん反り返る姿勢かしら。
今はその購入くださった方をフランスパンダウジングで探しにゆきたいし、見つけたらメロンパンスピーカーを通してお礼の声と届けたいと思っております。
裏側に雑な下書きとか残ってたらごめんなさい。
初心者なので…クレーム直で受け付けます。
みたいなバター言葉を添えて。
・・・おしまい・・・