小説「ルートチェンジってありですか!?」の話
2023年8月1日
電子書籍で出版しました。
「ルートチェンジってありですか!?~乙女ゲームの世界に来たけど、知らない黒騎士が割り込んできます~」
初めての乙女ゲーム。初めての恋愛。そして初めての女子高生主人公。
初めてづくしの作品ですが、楽しく書けました。
この記事では、こちらの最新作の話をさせていただければと思います。
あらすじ
あらすじはこんな感じ(↓)
舞台が乙女ゲームなだけに乙女チックな世界かと思えば、残念ながら書いたのは葛来。
和沙と碧の漫才みたいな掛け合いからバトルまでだいぶ掟破りな感じになってます。
胸キュンは……ある、と思いたい。一応、恋愛ものだし。接吻するし。
※事故チューから始まる物語。
なお、全年齢対象です。Rシーンはありません。健全な話になっております。
販売先はAmazon kindleオンリーですが、Kindle Unlimited対応作品です。
全5章+後日談SS。文字数は7万文字ちょっとの中編となっております。
キャラクター紹介
《速水和沙/ルナ・アルバート》
この物語の主人公です。
恋愛経験もなければ女子力もない。ちょっと(?)たくましい女子高生。
憑依先は乙女ゲーム「アルバート・オブ・ハートスロブ(アルハト)」の主人公ルナ・アルバート。
乙女ゲームにトリップした際に本来の記憶をなくしてしまい、弟の碧のナビゲーションの元に「アルハト」の世界を冒険していきます。
正義感が強い子で困っている人がいたら放っておけない優しい心の持ち主なのですが、ある特技がゆえに喧嘩っ早いのが玉に瑕。
なお、弟とちがってイケメンには一切興味ないのですが、黒騎士シャンクだけば別のようです。ニヤニヤです。
《シャンク・グラン》
突然割り込んできた見知らぬ黒騎士。
この物語のヒーローです。
文字通りの「事故チュー」で和沙に唇を奪われる彼ですが、一切動じないクールな性格。
魔法が使える世界なのに魔法が使えないというハンデを持ちながらも高い戦闘力で名を挙げている雇われ騎士。
今回は舞台であるマグナス家の護衛として雇われているみたいですが……「アルハト」のハードプレイヤーである碧ですら存在を知らず、彼の乱入によりゲームのシナリオも変わってしまいます。
ちなみにぞんざいな扱いながらも和沙のことは気に入っているみたいです。これもニヤニヤ。
《速水碧/ガブリエル》
和沙の小学六年生の弟で今作のナビゲーター。
「ときメモ」で言うつくしです。
「アルハト」のハードプレイヤーで攻略キャラの情報や好みまでなんでも知っている「アルハト」オタク。
トリップ先も自身のセーブデータのためゲームクリアまで楽勝……と思われていたのですが、シャンクの登場によりシナリオが変わってしまったのでナビゲートができているかはあやしいところ。
メイン攻略キャラ「アラン・マグナス」推しなので、彼を目の前にすると恋する乙女モードになり、なんなら和沙よりもはしゃいでいます。
めっちゃ喋るし、ボケもツッコミもできるめっちゃ可愛い作者お気に入りのキャラです。
小話
・元々別の出版社で出す予定だったのでしたが、プロットが通った段階で先方の事業撤退により流されてしまったところ、猫宿出版様が拾ってくれたという最初から二転三転があった作品。(圧倒的感謝)
元々は3万文字の規定があったのですが、出版社変更により文字数の規定もなくなったのでのびのび書いたところ7万文字に。
マジでどうやって3万文字にまとめるつもりだったのだろうか。
きっと猫宿出版様で出すのが彼女たちの運命だったのでしょう。
・イラストレーターはカサコ様。
なんと今作が商業デビューなんだとか。
おめでとうございます。これからますますのご活躍を楽しみにしております!
ご覧ください。超かわいい&イケメンじゃないですか?
「背景は美女と野獣みたいな感じで」「ルナの髪型のイメージは暗殺教室ビッチ先生です」「シャンクのイメージは髭のないファイナルファンタジー16のクライヴです」みたいなふわっとした依頼でも素敵に描いていただきました。
ありがとうございます。ルナもかわいいし、アオもかわいいし、シャンクなんてイメージ通りすぎて旦那がファイナルファンタジー16をプレイするたびにシャンクのことを思い出してました。
・名前を付ける時に自分なりのテーマに基づいて、今作はゲームのキャラから取りました。
「ルナ・アルバート」「シャンク・グラン」「ガブリエル」「アラン・マグナス」「レベッカ・クライン」「ネルソン」……
すでにお気づきの方もいるかもしれません。
ファーストネームはあつ森のキャラから取ってます。困った時のあつ森。今回も大変助かりました(n回目)
では、ラストネームはと言いますと……とある関連性を持たせてます。
その法則に気づいたら隠れた関連性がわかるかも……
完全に作者の遊び心ですが、ぜひとも探してみてください。
そんな感じの「ルートチェンジってありですか!?」ですが、がんばって書いたので少しでも多くの方に手に取っていただければと思っております。
どうぞよしなに!
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