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感謝、そして今後。

当たり前だったことが当たり前じゃなくなる。そんな日が来ることを想像もしてなかった。仕事を学び深めていく過程で、もっともっと突き詰めたいし、上積みしかないんだと希望に溢れていた。同時に、少し力が入り過ぎていたのかもしれないと今になって思うこともある。

身体拘束をする人はゼロ。1人もいなかった。今は..
食事はベッドや車いすじゃなく椅子で。今は..
排泄はおむつじゃなくパンツ。限界までトイレ。今は..
レクリエーションは好きなものを選択。今は..
生活リハビリで重度化予防。今は..
どれも毎日当たり前だったことが今は真逆に。
まだまだ足りないところばかりで、悩ましいことも多かったけど、前はやりたいことは最低限なんとか出来ていた。時には業務改善などで、新しいことを提案し取り入れてもらうこともあり、それなりの満足感や誇りを持って仕事をしていた。そう思えるのは正しいことをしているからだとずっと思っていた。自分が正しいことをしようとしているからそう思えるんだと。
色んな利用者さんや職員がいる中でも、今でも間違っていたとは思わない。でも、それ以上に大事なことに今頃になって気付き、身に染みていることがある。それは感謝する気持ちだ。それが自分には欠けていた。恥ずかしながら...   驕りがあった。

介護の仕事はチームでする。今できていること、自分が満足感を得られ喜べるのは、チームのみんながいて認められて理解されてるから。それは当たり前じゃない。それがベースにあるということを、今頃になって思い知らされた。
環境が変わった現状は厳しい。前を向こうとするとリーダーは後ろを向いている。出ようとすると蓋をされる。まるで以前と真逆にいるようだ。でも『解決するには自分ならこうしたい』と考えることはやめない。面には出さないけど、常に考える。習慣づいているのか、少し癖みたいになってる💦
否定してるだけでは学びがない。まだまだ諦めたわけじゃない。きっと自分を活かせるワクワクした環境を見つけられると思っている。いや、見つけてみせる✨
これまで、そして今に感謝し、今後を楽しみに進みたいい。

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