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挑戦と可能性。

ヤフーニュースで、『ペットと入れる特別養護老人ホーム』という記事が載っていた。自分も犬が好きで、最近まで犬と一緒に暮らしていた。だから動物絡みの記事には注目してしまう。

特養にペット、素晴らしいなぁと思った。世話の問題、ペットにかかる費用の個人負担の範囲の問題、予測されるヒヤリハット関連のトラブル問題等、当然考えなきゃいけないとこはあったと思う。それを乗り越えてペットとの共生に踏み切ったのは凄いと思った。と同時に応援したいなと思った。新しいことに挑戦するのって素敵だしイキイキするし。

新たな試みって、面倒くさがったり、責任を負いたくないってゆう思考停止状態になることが介護でもよくあると思う。例えば、今回のコロナのことで施設で面会ができないことがあった。じゃあオンラインで面会してもらえばいいと思っても、『そのうちできるようになるから』『ネット環境がない家族はできないから厳しい』とか理由にならない後ろ向きの意見が挙がる。みんなそれに流れて、結局やろうとしない。それはまるで、できない理由を探しているように見える。今やれる可能性を真剣に考えた方が楽しいし、何より利用者、家族に真摯に説明ができる。

早くから新たな面会方法を開始している施設はあった。オンライン環境がない人は、直接施設に来てもらって、オンライン面会室を作って、そこで面会してもらうというような。羨ましかった。

行政の指導に従いながら、禁止していること以外は色々と考えればできることもあると思う。サービスを提供している以上、一貫して相手の立場に立つことを忘れたくないと改めて思った。そして、変化を肯定的に捉えて、時には自分たちで作ったルールさえも壊すくらい柔軟に進めないと、広く多様化したニーズが溢れる世の中には対応できないと再確認した。

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