成田山新勝寺の断食修行に行ってきた2
1日目
天気は曇り。
朝5時半ころ家をでました。
たまにすごく早い時間の電車に乗ると、これから出勤なのであろう方々がいらっしゃるんですがすごいですよね。毎日この時間の電車に乗っているのだろうか、、、とか色々妄想し始めちゃいます。
携帯もないので電車の待ち時間がすごく長く感じました。
よく聞く曲を思い出して脳内でプレイしてみたり。
朝ごはん食べておらずすでにお腹がすいていて、行きの電車内ではほとんどおにぎりとかラーメンのこと考えていた気がします。
健康診断をするべく指定された病院につき、診断書をもらいその足でお寺に向かいます。
お寺の中の参籠道場という建物に集合し必要な手続きを行い、修行についての心構えやルールなどの説明を受けます。
1日のうち必ずやることは、朝1番の護摩焚きに行くこと。
1日1回(だったかな)集合場所に集まり担当の方に健康の報告をする事以外はありません。
初日のみ希望者には無料で写経を体験させていただけるとのことです。
説明の後、女性は参籠道場の向かいにある建物で修行するため移動します。
布団のシーツ類を受け取り建物に入るとすでに修行を始めている方々がいらっしゃったのですが、みなさんお布団敷きっぱなしで中にはお布団の中で寝っ転がっている方もいらっしゃいました。
あれ、布団敷きっぱなし?
思っていた修行と違う。。。
朝起きたらお布団は片付けて机に向かいなにか色々するのかな、座禅とかしてる人とかしている人がいるのかな、とか勝手に想像していたんですが、そんなこともなく、ゆるい雰囲気だったので少し肩の力が抜けました。
みなさん挨拶をしてくださり、私のために押し入れからお布団をだしてくれたりなど親切な方々でほっと一安心。
しかしすぐに布団敷きっぱなし理由がわかります。
寒いんです。
とにかく。
部屋の中が。
電気ストーブもありますが、あれ直近50cm範囲くらいでしか温めてくれないし部屋全体を温める目的で置いてないんです。
あるだけありがたいのですが。
郷に入っては郷に従えということで、まずは自分のお布団の位置を確保しシーツをかけ、お布団に足をいれつつ部屋にいた方とお話しながら写経の時間まで部屋にいようかと思ったのですが、すぐに睡魔が襲ってきたので、とりあえず散歩することにしました。
写経の時間になり集合場所へと戻り、すずりと筆を借り写経開始。
写経って1字1字気持ちを込めてありがたく書くものなのでしょうが、私は字が下手なので写経は向かないな、と書き始めてすぐに気づき諦め、ばばばーっと書いてまた散歩へ。
その後健康確認の集合を終えて部屋に戻り、そそくさと寝間着に着替え布団の中にこもりながら本棚にあった仏教に関する本を読み始め、夜になり寝ました。
一日のうち8割くらいおにぎりとラーメンのこと考えてました。
一日目終了。