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2023年読了本Best5

2023年は2人目妊娠、出産、育児と怒涛の1年でした。

そんな中読んだ本は77冊!

我ながらよく読んだな。

それでは、その77冊の中でも「特に印象に残っている本5冊」を発表します!

育児の合間に77冊!(*´∀`*)すごい!

『ベルリンは晴れているか』深緑野分

『ベルリンは晴れているか』
深緑野分
ちくま文庫

1945年、ナチス・ドイツの敗戦によって、ベルリンは米ソ英仏の4カ国に統治されていた。
ある日ドイツ人男性が米製の歯磨き粉に含まれた毒で死亡。
兵員食堂で働いていたドイツ人少女アウグステは、その男性と面識があったため、容疑者としてソ連軍に連行されてしまう。
なんとか誤解を解いたものの、疑いの目は向けられたままだった。
そんな中、アウグステは男性の唯一の肉親である甥に訃報を伝えるため、旅立つことを決意する。
しかし、道案内役に選ばれたのはまさかの泥棒で…。

戦争の悲惨さ、旅先で出会う人々のリアルな生活が描かれた歴史ミステリ!
とにかく文章の表現力がすごい。
まるで自分もその場にいるような臨場感がありました。
読み終わった後は、ぜひ解説で紹介されている曲を聴いてみてください。
泣くぞ!

『本日は、お日柄もよく』原田マハ

『本日は、お日柄もよく』
原田マハ
徳間文庫

老舗洋菓子店でOLとして働いていること葉は、長い間片思いをしていた幼馴染、厚志の結婚式に出席していた。
しかし、来賓のあまりに眠たいスピーチに意識失い、スープ皿に顔を突っ込んで周りの注目を浴びてしまう。
最悪な気分で過ごしていたその時、涙が溢れるほど感動的なスピーチが。
「伝説のスピーチライター」久遠久美との出会いをきっかけに、こと葉の人生は大きく変わっていく。

言葉の可能性は無限大!
本当に言葉ってすごい。
使い方次第で何でもできる。
スピーチの場面の度に心に沁みて、泣いてしまった。
スピーチライターってすごいお仕事だよ!
この本を読んだ後、私もスピーチがしたくなりました!
(しかしその予定は全くない)

『君の膵臓をたべたい』住野よる

『君の膵臓をたべたい』
住野よる
双葉文庫

高校生の僕が病院で拾った文庫本、その名も「共病文庫」。
それはクラスメイトの山内桜良が書いた秘密の日記だった。
少し読んでみると、彼女の余命が膵臓の病気で残りわずかと書かれていた…

あまりにも話題になると、逆に読みたくなくなる天邪鬼な私。
しかし、この本はさっさと読むべきだった!
これはただのお涙頂戴小説ではない。
むしろそういう小説は嫌いなんだけど、このお話は良かった。
世界観も素敵だったし、もちろん泣いた!

『イクサガミ』今村翔吾

『イクサガミ』
今村翔吾
講談社文庫

明治11年、京都の寺に強者たちが集められた。
東京まで生きて辿り着いた者には大金を渡すという。
大金をめぐり、強者たちの最後の戦いが始まる。

サムライファンタジーに目のない私に刺さりまくった1冊。
「SAMURAI7」とか「サムライチャンプルー」好きな人は絶対好き。
登場キャラクターたちが全員魅力的なのもいい!
全3巻のうち2巻まで出ています。
すごく面白い。

『契約結婚はじめました。椿屋敷の偽夫婦』白川紺子

『契約結婚はじめました。椿屋敷の偽夫婦』
白川紺子
集英社オレンジ文庫

とある理由から契約結婚をした柊一と香澄。
2人の住む椿屋敷には、今日もご近所さんが相談にやってくる。

とにかく癒し!癒し!癒し!
日々の育児疲れで荒んだ私の心を癒してくれたシリーズ。
全5巻で完結しているので、一気読みにもってこい!
登場人物みんないい人!安心して読める!
あと、このシリーズの面白いところは「様々な種類の椿」が登場するところ。

椿の品種ってすごい数あるんだよ!知ってた?

毎回「どんな椿なのかな?」と画像検索しながら読むのも楽しかったです!
本当、椿って色々な花があるんだよ。
実家の庭に生えていた椿の品種は何だったんだろう。

というわけで、2023年のBest5でした!
じゃあみなさんまた来年!
良いお年を〜(*´∀`*)ノ

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