壮年の教習所物語(普通自動二輪)〜第一段階6−9限
毎週記事を更新しようとしましたが、全然できずでした…
読んでくださる方がいるようで嬉しいです。
6限目 急制動
さて、前回のシュミレーターが終わり、今回は実車で急制動を中心に行う。
結論からいうと、このコマは補講となった。
補講となった原因はいくつかあるが、クランクや一本橋と同じようにこの教習で疑問だったのが、
何も教えてもらわないまま教習(課題)をやらされた
ことだった。これはどの教習所でも普通なのか…?
この日は教習は、まずはこれまでの復習として、
外周→クランク→S字→一本橋
を行った。
クランクは2回通って、1回目でフロントブレーキを思いっきりかけてしまい、盛大にコケてしまった…前回も同じコケ方だった気が…
S字はやる意味あるのかってくらい余裕で(卒検はこれが原因で…)クリア
そして…一本橋…
全然ダメで、台に乗ることすらできず、教官は半笑いだった(それもどうなのよって今も思う…)
そして、急制動のコースへ
教官から
「じゃあ、あのコーンのとこで待ってて、青いランプになったら3速40km/ hできてね」
とだけ言い残して颯爽とゴール地点に向かっていった
青いランプになった、スタート!!
この教習所はスタート地点からゴール地点まで結構距離があるので、加速不足はほぼ起こらない設計のため、ある程度余裕を持ってゴールに突っ込むことができる。
が、この教習所は以前の教習所選びでも書いた通り
教習車が多すぎて、急制動のスタート地点から動けない…
やっと1本目行うが、初めて40km/ hも出すとあって、ブレーキゾーン前で30km/h後半までしか出せず…(後で知ったが、40km/h以上速度が出た場合は教習車のランプでわかることだった。)
2本目はブレーキのタイミングが早すぎて失敗
急制動2本やっただけで、終了…
今回の教習の時間で一番長かったのが、急制動のスタート地点での待ち時間…合計7−8分以上あったかと。
この日の担当教官から
最後の言葉は、20代の時の私なら手が出てたかもしれないくらい、人として疑う言葉だった。
が、まぁ下手なのは仰る通りなので、ぐっと堪えて、補講の手続きのため受付へ
補講 急制動
そして、補講。
前回の教官からの言葉が悔しくて急制動と一本橋の動画を死ぬほど観てきてイメトレをした。
ベタだが、夢にも出るくらい練習したし、
クラピカの具現化並にCB400SFのガソリンの匂いまで感じるくらいイメトレできるまでになった。
クランク
卒検まで続けたクランクのコツはこの時掴んだ。
まず、ギアは2速(アクセルなし、クラッチ操作のみ)、クランクに侵入する前にリアブレーキでしっかりスピードを落とす、落としすぎるとエンストするのでエンストしない程度に。
次に視線、これはどの教官からも言われると思うが、常に先を見る。
侵入時は、最初の角のパイロン、次の角のパイロン、ゴールととにかく先を見る。
そして曲がる前にアウトに寄る。曲がる直前にアウトにハンドルを切っても間に合わないので、必ず曲がる2−3m前で寄っておく。
一本橋
この時、台に上がれないのは速度が足りないからと思っており、スタート地点で「スピード、ニーグリップ」と呟いてから発進。
※実際はスピードだけでなく、目線、リアブレーキ操作も出来ていないと後に判明おっさん壮年男性がぶつぶつ言いながらバイクを発進させる姿は本当にキモいこと限りなしという感じだったに違いない。
が、無事に成功し、急制動へ
急制動
今回のメイン、が、やはり教習車多くて中々スタート切れない…
しかしながら、動画を死ぬほど観て、バイクの匂いまで具現化した私は1本目、2本目ともに成功した。
もちろん100点満点ではないため、この日の教官からは
クラッチを切るタイミング、制動時に前傾になりがち
という2点を指摘された。
この補講は無事クリア!
次は「時間かかりそう笑」と言われた一本橋の集中教習…
7限目 クランク、一本橋、スラローム集中
クランクはこの時からはすでに自信を持ち始めていたが、一本橋については、まだコツを掴んでいない状態であった。
ムカつく教官の言葉や補講になったら嫌だなという気持ちでもやもやしながらもいざ教習所へ
この日の教官は
この教習所で一番人気がある2輪の教官で、教え方が上手いと評判、かつ若くて美人なI教官!!!!!
この教習所ではVIPプラン以外は教官は指名できないので、教官名が記載された教習チケットを発券するまでは、誰がその日の担当教官が分からないシステムになっている。
一番苦手な教習で一番教え方が上手いI教官が担当とは本当に運がいい!
と、家を出た時のもやもやはいつの間にか消えて、テンションマックスだった(単純なおっさん)
教習開始前にI教官から、クランク、一本橋、スラロームで苦手な課目は何か聞かれた。
一本橋です!!!
と即答の私
「じゃあ、一本橋を集中的にやりましょうか。今日も頑張りましょう!」
何これ、開始から今までの教官と全然違う…さすが人気No.1やっ!!!!
後で知ったが、このI教官、まだ若いのだが、この教習所で教官になった時から不動の人気No.1(指名数1位)であったという。
すごすぎ…そして本当にお綺麗で…
教習スタート
まずは外周、クランクと順調にこなす
そして、一本橋、スタートする前にI教官から
「肩の力入りすぎですね、力抜いて、視線はもう少し先を見て」
とアドバイスされた通りやると見事クリア!!
そのまま、スラロームへ
スラロームを苦手としている方が多いらしいが、私はスラロームを初めてから、結果卒検まで一度も失敗することがなかった。なぜかは分からず
コツとしては、クランクに似ているのだが、まず、ギアは2速、そしてアクセルもクラッチも使わない。
アクセル使わないと規定タイム内(中型は8秒)にクリアできないのでは、と思われるかもだが、私のやり方は最初から減点覚悟(卒検では8秒以内、私の結果8.5秒くらい)でやる方法なので、特に問題なかった。
スラローム開始地点までにギアを2速にしてそのまま、アクセル、クラッチを使わずに目線を曲がる1つ先のパイロンを見てヒラヒラ曲がっていく。
コレで8.5秒でクリアできるので、卒検5点減点で済む。減点くらっても卒検は受かればいいのだ。
卒検課題は自分なりにイラストなどにしてまとめたいと思う。
I教官からは
「やっぱりクランク、スラロームは問題ないね、一本橋だけやろうか」
ってことで一本橋を繰り返しやることに
I教官の的確なアドバイスのおかげでその後も一本橋を卒なくクリアし、その日の教習を終了
終了時のFB時にI教官からは
「苦手という割にはすごく良くできていましたよ、一本橋は台に上がる前にしっかりスピードつけて上がることを忘れないでください^^」
とアドバイスをもらった。
彼氏いるのかな、絶対教習所でナンパされてるだろうなとか、クソジジイ思考を張りめぐませながら帰路についた
8限目 急制動集中
今回は急制動の集中教習。
が、結論からいうと急制動の集中教習にも関わらず、急制動はいつもの如く2本しかやらず、あとはクランク、S字、一本橋、スラロームの課題をやる流れであった。
この日の自分のツイートはやけに少なく、これを書いていてもあまり思い出せないが、急制動2本ともうまくこなせていたようだ。
覚えているのは、とにかく他の教習車が多いせいで、急制動を中々スタートできなかったことだ…(この教習所ではいつものことだが)
次の教習は1段階のみきわめ。一本橋にまだ不安を抱えていたため、「また補講になったら嫌だなぁ」という思いで頭がいっぱいだった。
9限目 1段階みきわめ
本日は1段階のみきわめ、今回の教習をクリアすればついに2段階教習へ進める。
この日の教習車はマジかってくらい台数が多く、盆正月の東名高速道路並みに混んでいた。冗談抜きに左折待ちで教習コース内で渋滞ができるほど…
そのため教習開始同時にテンションがダダ下がりだった。
クランク、S字、坂道発進(このシリーズに出てないが、簡単すぎて記事にしてなかった…)、一本橋、スラローム、そして急制動
1回目の急制動については、若干が怪しいのでもう1回…
急制動のコツ
これは正直、教習所による気がする。理由として、急制動の距離の長さ、パイロンの見え方、アクセルを戻すタイミングとなる目印、これらが教習所によって異なるため、こうすれば絶対できるというわけではない気がする。
私の教習所では、アクセルを戻すタイミングはブレーキゾーンの少し手前にある電柱が目印だった。
ちなみにこの目印も教官から言われたことは一度もなく、自分で見つけたに過ぎない。
ってことで2回目は文句なしの成功。
教習が終わり、教官からのFBの一言目でその日一緒に受けた教習生とともに「次からは2人とも2段階ね」と言われた。
2段階目一発目の教習はシミュレーターとのことで、補講がないため喜ぶおっさん(壮年)
次回もご拝読よろしくお願いいたします!!!!!!