壮年の教習所物語(普通自動二輪)〜第二段階
前回の投稿からまた時間が開いてしまいました…
そしてこの記事から第二段階を記載することにしてますが、第一段階ではAT教習の時間があったのですが、記事掲載をすっかり忘れていました。
本当は第一段階のシミュレーターの後の教習だったと思います…うろ覚え
大して記憶は残っていないですが、ビッグスクーター重たいなぁくらいでした。(雑すぎる…)
それでは第二段階の記事を書きます
1限目 シミュレーター2回目
第二段階の1限目はシミュレーターでちょっと拍子抜け…
路面状況の判断、急な路駐車両の発見からどう避けるかの教習。
相変わらずこのシュミレーターマシンになれない。
とにかくクラッチが軽いのと、当然取り回しの重さも感じない(固定されている)ので、バランスを取るためのニーグリップも必要なく変な感じ
とはいえ、教習自体は問題なく終了。
次からはついに卒検コースを走り続ける教習(この教習所ではF教習という。以下同じ)が始まる
2限目 F教習1回目
ついにこの教習から卒検コースを走る。
この教習所では2つの卒検コースがある。
教習所の教本には2つのコースが記載されており、事前にしっかり把握必要があった。
暗記系は得意なので覚えたが、この教本記載のコースを疑問に思っていたのが、「これ一本橋がないような…」と思い、
内心で実は卒検ではやらなくていいのか!?やったー!!
※一本橋が大の苦手なため
参照はこちらの記事
とか思っていたが、その日の教官から言われたのが
「卒検コースをそのまま記載することは、警察(公安委員会)からNGとされているので、このコースに一本橋が入ります。」
ということだった…がっかり(_ _lll)
ってことで教習スタート。
まずはいつも通り慣らし運転から始め、卒検コースを走る。
コースは若干違うも、課題の順番は同じで、課題順番としては、
外周→坂道発進→踏切発進→クランク→S字→一本橋→スラローム→急制動
となっていた。
この日も卒検コースを2回走るが、この教習所ならではのいつものことが起きた…
四輪教習の渋滞による急制動スタートの長時間の待ち時間…
とにかく長い…しかも急制動があるストレートのコース部分は二輪でなくとも40kmで走る必要があるにも関わらずノロノロ運転…
分かる!自分も四輪教習受けた時、確かに怖くてスピード出せなかった記憶がある。しかし、そこまでノロノロではなかった。絶対…
最近の教習所はこの教習所に限らず、とにかく怒らない、怒鳴るなんてもってのほか、完全にお客様扱いなので、命に関わるような事ならまだしも、こうしたノロノロ運転くらいなら見逃されてしまうのだ。
おかげでこちらは、CB400SFの排熱に晒されながら暑いし、ずっとクラッチを握って左手の握力がかなりきつい(鍛えている自分でもだ)
とか、この教習所のあるあるなのだが、この日の教習は一本橋でも2回中1回は出来たので、補講を受けることなく無事完了。
3限目 F教習2回目
卒検コース2回目
この日衝撃的なことを知る。
自分の中では3回目のシュミレーター教習、最後のセット教習以外の残り5回は卒検コースを走るものだと思っていた。
苦手な一本橋もそこで克服できるだろうなど考えていたのだが…
卒検前のF教習は今日と卒検前の見極めだけで終わりだからしっかり頑張ってください
マジかよぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお…
といういきなり不安な感じでこの日の教習スタート
しかもこの日は割としっかり目の雨が降っており、急制動の制動距離が伸びた。
とはいえ、この日はバイク教習、しかも急制動を行う教習が多かったらしく、卒検コースを走りながらもクランクと一本橋を少し多めに。
一本橋は1回失敗したが、なんとなく安定した感が出てきた。
※後にわかるが、これはただの気のせいだったと分かる^^ ←
雨で見えにくい、滑りやすい中で諸々成功できたのは少し自信になった。
4限目 コース設定走行
この日は卒検コースの課題をいくつか取り入れて、その日の制限時間内で走れるコースを教習生が考えて、その通り走るという教習。
この教習は補習はないとのことで、結構楽しみにしていた。
制限時間は10分と言われた。
確実にいれなきゃいけない課題としては
坂道発進、踏切、クランク、S字
の4つだった。
課題としてはクランク以外まず失敗したことないものだったので、順調だった。クランクも無事クリア…
あとは外周を走ってスタート地点に戻るだけだったが、この教習所ならではのいつもの事件が起こる…
四輪車の渋滞…
この日の教習所内の渋滞は数年経った今でも覚えている。
見通しの悪い左折するコースが途中にあるのだが、そこで10台以上が連なって左折を待っている…
思わず
ふざけんな…さっさといかんかい!
誰にも聞こえてなかったが、思わず叫んだ。しかもこの左折までの道が少し狭くなっていることもあり、追い越しもできない。
ってか教習所内で無理な追い越しって卒検だと一発検定中止だと聞いてた気がしていたのもある。
結果として、10分を大幅にオーバーし、その日一緒に受けた教習生の後に私の設定したコースを走ったので、バイクを止めた時にはチャイムが鳴っていた(本来はFBも含めてチャイムが鳴り止むまでに終わらなければならない)
FBではもう少し時間を考えてコースの設定をしましょうと言われたが
いや無理だろw
と言う感想で終わった
5,6限目 シュミレーター3回目、ケース教習
この時間と次の時間はほぼリンクしていて、シュミレーターでマンホール、濡れた路面、砂利道を走り、いかに路上状況が悪いところを避けていくかということ、次の教習では、教習所ないで左右を瞬時に判断しパイロンを避けていくというものだ。
濡れた路面は実車でも経験しているが、マンホールは特段意識していなかったが、カーブで走ると簡単にタイヤが取られることに大層ビビった…
次の左右を判断したり、急ブレーキを教官がかけてぶつからないように止まる教習などは特に問題なくクリア出来た。
余った時間で苦手な一本橋やクランク、急制動の練習をさせてくれたのはとても助かった。
7限目 シュミレーター4回目、座学
この日はシュミレーターと座学がセットのセット教習である。
シュミレーターでは、実際の路上運転でありがちな車の影から急に人が出てきた場合止まれるか、信号のない横断歩道での一時停止などを行う。
シュミレーターは何度か老人をはねてしまった(ノ∀`)
ってかこれどう考えても無理だろ…
座学では、二輪の事故発生率が4輪の何倍以上もあることを告げられ、予想をしていたが、改めてしっかり認識した。
また、実際に事故に遭った際の服装や、事故後のヘルメットを見て、この時教官に言われた通り、プロテクター入りのライダースジャケットの購入を決めた。
一緒に教習を受けた方は
プロテクターなんて買わないっすよw
みたいなことを言っていた。
法律上特に義務はないが、現状の重大事故や重傷、死亡事故は大抵がプロテクターはもちろん、ヘルメットも法律違反のものや顎紐をつけていないなどが大半なので
「ああ、こういう人が大体事故るんだな」
という感覚であったし、今でもそう思っている。
その後座学では道路交通法に纏わる質問が教官からあったが、あまり答えられず、免許取っても公道に出る前にしっかり復習しようと誓った。
※一緒に教習を受けた2人(若い男性で今どきな感じ、と同い年くらいの女性、バイクの免許取るの後悔してますとか言ってた…)は正直バイクに乗ってほしくない人物像そのままだったので、その時間は居心地が悪かった
そして、この後の教習に影響を及ぼす一言が教官からあった
バイクのすり抜けは違法?
あのね、渋滞とかで車の間のすり抜けての追い越しってよく見かけると思うけど、厳密にはあれ違法だからね、絶対しないでね!車の後ろで止まって待ちましょう
間違いなくそう言った
この日はこの座学で終了
8限目 見極め
ついに第二段階最後の見極め教習
2つの卒検コースを教習生がそれぞれ先頭を変わりながら1回ずつ走る。
まずは本日の相方の教習生が先頭に。
不安だった一本橋もクリアして、全て無難にクリア出来た。
次は私が先頭。
見極めだけに緊張していた体がさらに緊張する。
クランク、S字をクリアし、ストレートな道に出る時事件が起きた。
そう。この教習所名別、四輪の大渋滞だ。
しかし、今回は前回と違い大きな道なので、横から追い越そうと思えば追い越せる。
しかし、左折するのを待っている車もいれば、真っ直ぐ行きたいが左折する車を後ろで待っている車もいるなどマチマチな状況。
そう、前回の座学で
バイクのすり抜けは違法だから
という教えをしっかり覚えていた私は待った。大渋滞の後ろでローギアでクラッチをしっかり握って止まった。
正解だ。これで追い越ししたら卒検中止だろ?完全にもらいました笑
分かってんだぜ?へへ^^
そんな感じで余裕ぶっこいていた。
それはもう初めてスーパーサイヤ人になった悟飯がセルを余裕ぶっこきながらいたぶる時と同じ感情であった。
が、そんな余裕ぶっこいていた私に教官から檄が飛ぶ
何やってんの!!!右側から追い越して早く行きなさい!!!!!
耳を疑った。
いや…前回、右だろうが、左だろうが、渋滞している車の横のすり抜けは違法だって…えええ(;´-`)マジかよ…
※後で調べたらバイクのすり抜けはケースバイケースで即違法と言うことではなかった。
そんな感情を抱きながら追い越して卒検コースを走って行った。
そして、その後は問題なく終了した。
相方は一本橋を2回とも失敗していたので、補習かなと思ったが、なんと2名とも見極めOK、次は卒検ですと教官から…(こいつ大丈夫かよ…と思ったのは本当)
しかし、大丈夫じゃないのは私の方だった。。。
次回はついに最後の卒検です。
前回の記事はこちら
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