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サブスク時代におけるキュレーションの価値と創造性
唐突ですが、私は非常にカラオケが好きです。気持ちがいいですよね。ワイワイと気持ちよく盛り上がれるのは最高に価値のある時間です。もっとも最近は体力と喉の許容値が低くなってしまい、学生時代のようにはいきませんが・・・。(※コロナ拡大時には行ってはないです)
今までのカラオケの場面で思い出すのは、一緒に行った人の選曲で「知らない曲」を発見する経験があるということ。なんなら、オリジナルを知らないこともあることもあるなぁ。
よくよく考えれば、これは「キュレーション=情報やコンテンツを収集・整理し、新しい価値や意味を付与し共有すること」の一種ですよね。例えば、カラオケでは、その人が収集した好みの曲を収集し、周りの人に「発見させる」という価値を生み出して、共有するということをしているということで、紛れもなくキュレーションと言っていいでしょう。
10年前くらいにはよく聞いた用語ですが、調べてみると、IT用語らしいですね。最近は昔ほど言及されなくなったのは、AIが人手に取って代わったからなのかもしれません。
近年はサブスク全盛。主なものだけで、動画配信、音楽配信、書籍配信。さらには家具やファッション関連もあるようです。ネットでの買い物も無限にあるので、名目上は何でも買えてしまう。
情報が溢れかえっています。とてもではないけれども、全てを追うことは不可能。言うまでもないありませんが、時間は有限。「タイパ」(タイムパフォーマンスの略称)というキーワードが、昨日のテレ東「ワールドビジネスサテライト」で特集されており、世相を表していますね。
よく言われるのは、「選択肢が多すぎると逆に選べない」ということ。これは科学的にも言われていることで、実感としても、それは感じていますし、失敗したくないという意識も働き、拍車をかけています。
とはいえ、「AIに任せるのもなぁ」との気持ちもありますし、「好みのレコメンド」が基本にありますので、視野のタコツボ化になる危惧もしていますので、個人的には依存することは避けたいという意識もあることも事実です。
個人的には「人のおすすめ」みたいなのは知りたいです。
ぜひ参考にさせてほしいなと思っています。
SNSでの共有もありなんですが、やはりリアルで話をするというのもいいですよね。その点、カラオケは最高のキュレーションの場なのではないかと思います。
みなさんはいかがでしょうか、サブスクに対しての向き合い方?
基本的にサブスクサービスも曲がり角を迎える局面も出てくるかと思います。(実際にそういうトレンドも見えてきています)
とはいえ、サブスクサービス自体は残り続けるでしょうし、便利なこと、極まりないことは紛れもない事実です。
今後、キュレーションの価値というのは、注目されるのではないでしょうか。
個人の趣向で選び、共有することの価値は増大することと思います。選び共有することは個人の表現として、十分にクリエイティブな作業です。
それはコンテンツだけではなく、営業現場においてもキュレーションというのは重要な要素にもなります。それが会社の個性が出てきますし、ビジネス機会にもなると考えています。
絶対に個人それぞれの「好き」があるはずで、従って、全ての人が表現者になり得る時代になってきているとも言えます。
ぜひ、私に色々と教えてくれませんか?