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私を保ったまま生きること

実家から飛び出してきました。
どうも、実家暮らしフリーター20代大卒女です。

理由はさまざまあれど、「もう限界だった」の一言に尽きるんだと思います。

家族は「いつまでも障害理由に甘えてんじゃねえ」と言いました。
NPO法人の方は「ケアが必要な状態でよく1人でここまで頑張った」と言いました。

やっぱり普通や常識から外れるといろんなことを言われますしいろんなことを聞かれます。

ただ言いたいのは、私は最初から普通じゃなかったし、常識的価値観はもっていませんでした。

殻が割れて、攻撃的になって、世界に馴染んで、「私」が現れてきたんだと思います。

「普通って何」だなんてもう十分考えました。

結局、私に合う水を見つけてそこで泳ぐしかないのです。

私は、助けてもらえる側でした。

それはきっと「可哀想だから」でも「頑張ってきたから」でもないと思います。
ただ、私だったからです。
私は心の奥底で「私を保ったまま生きること」を前提としているからです。

不安だから、正しそうな方を選びます。
これをやったら褒められる
これをやったら咎められない
が行動選択の動機です。

そして、壊れていきました。
もう自力で修復不可能です。
もしかしたら生まれた時から自分1人の力で生きることを想定されていなかったのかもしれない(ここでいう1人は所謂自立です)。

ここは地球で、生き残ってきたのは人間で
淘汰されていく個体もいるわけで。

私の好きな人は、社会集団に舞い降りた自分を「宇宙人」と表現しました。
じゃあ私は、
人間と同じ地球に住む、でも同化できなくて追いやられてしまった妖怪。

子供の時からよく「妖怪になりたい」と鬼太郎のアニメを見ながら憧れを抱いていました。
望む形か否か、きっとその在り方が叶っているのでしょう。

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