看取り本の作り方 全文公開
この本は「看取り本」 と銘打って作っています。
私は2013年に介護と出会いました。
たくさんの「生と死」「日常と非日常」を介護を通じで関わる中で
「人はどんなに覚えておきたいことでも忘れてしまう」ことがある。
「忘却の死 = 2度目の死をなくしたい」という
思いからこの本を作りました。
介護施設での日々を、1冊の本にまとめる。
最期を迎えた利用者を真ん中に
関わる職員、家族の思い出を大切する。
施設職員が思いを込めて作る「生きた証」、それが看取り本です。
あなたの記憶を記録にします。
また本書は「読みもの」としての用途は半分しかはいっていません。
残りの半分はあなたが「作る」ことで完成します。
読んで、作って、直して、また作る。
そんなことを大事にしたい本です。
どのやって作っているの?
しまうまプリントのフォトブックを使用し写真の出し入れ、編集を行っています。ご興味ある方はお気軽にコメント頂ければ幸いです。
以上が「看取り本の作り方」になります。
感想はそれぞれかと思いますが私自身はこの活動を
多くの介護施設で最期を迎えた人への贈り物にしたいと思っています。
やる/やらないは「自分」で決める。
私はたくさんの人が生きる喜びを介護という世間一般から見ると「大変ね」「頑張ってるね」と言われるところで遠目から見てる人の何倍も出会いました。私は人が亡くなった後の「なんとも言えないあの感じ」を他の人より多く立ち会う機会を介護という仕事からもらいました。
だれだって最期がある。だれだって・・・
その時、迎えた後に私は大きく大きく息を吸ってゆっくりゆっくり吐いて、
涙をボロボロ流して流して流してニコって笑って上を向ける人間で在りたい。
だから私はこれからも「看取り本」を作っていく。
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おいしいものを食べて、エネルギーにします!!