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【母との思い出を本に】

私は好きな人に本を贈るという活動をしています。

この活動は

好きな人に本を贈りたい。
そんな文化があっても良いよね。

そう思い、Facebookページを作りゆる〜く本の作り方を本にしたり
子どもからお年寄りまで誰でも本が作れ「好きな人に本を贈る」
そんな瞬間が増えたり「最期を迎える人がここにいたよ」と
生きた証を家族に残せる。「地域にこんな人がいたよ」を
地域に残せる選択肢のひとつとして
自分がやりたいこと。残したいこととして活動しています。


今回は秋田で出会った芳賀里美さんと一緒に作る、お母様の思い出本。

芳賀さんとの出会いは2017年秋田市内で開催した介護関係のイベントで共通の友人からの紹介(だったと記憶してます)そこから秋田市内に行くときに一緒にお母様のいるホームホスピスへ行ってお話したり、友人を連れて遊びに行ったり、お昼食べたり、お茶したり…昨年開催した、井上弦・。秋田展。にも来て頂き(ありがとうございます)


先月、ご逝去されたお母様。
葬儀に参列した際に流れた動画には私の知らないお母様の姿があった。
芳賀さん・お孫さんが語る、はじめて聞くお母様の話があった。

流れる涙の後にパッと出てきた
この人の生きた証を形に残したい。

そう思い、芳賀さんに連絡を入れると「是非是非〜」と
快く言ってくれたのが今回の本作りのきっかけ

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今回の流れ…
1.どんな写真をどういう風に入れるか話し合う
2.決めた写真をしまうまプリントに入れる
所要時間は約2時間
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芳賀さんが自分で作る形ではなく「写真と言葉」を芳賀さんが
それを井上が、しまうまプリントへ編集して行く流れをとりました。

1枚1枚にものがたりがあり「この写真はね…」と物語が始まる。
白黒からカラーまで撮りためた写真にはたくさんの思いが残る。
「うち、船持ってたんだ」「お祝いで旅行に連れてってもらった」

芳賀さんが言ってくれた
「改めて母のアルバムを紐解いた事によりセピア色になっていた思い出が鮮やかな色を伴い蘇って来ます」は言葉の通り。単色世界の写真に言葉と思い出を入れる事によって当時の色が浮き上がる。

記憶から記録へ
好きな人に本を贈る

話して、聞いて、書いて、作ることによって
一冊の本にお母様の思い出が入る。
形になった思い出には体温がある。そんな心地の良い2時間でした。

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ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!