「白蛇伝」について~番外編~
ここで、なぜ「白蛇伝」に興味を持ち、調べるようになったか、について書いてみたい。簡単に書くとするなら、女の子が好き(特に青青のような少女)で蛇(のようなにょろにょろした生きもの)が好きだから、と答えるだろう。
「白蛇伝」との出会いは今から6年以上前、まだ19歳の私が手に取った一冊の本がきっかけだった。加藤徹先生の本で、内容もほとんど覚えていないが、唯一印象に残っているのが「白蛇伝」の説明(実はそれすらほとんど覚えていないのだが)に「…白娘子は法海とつわりに苦しみながら戦う」とあったことだ。……つわり?!それって、あの?!妊婦さんとかの?!と、二度見したことは言うまでもない。
それから日本人にはできない発想をする作品としてずっと意識し続け、今に至るというわけです。