【七十二候】季節と言葉たち〜蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
七十二候:第五十一候 「 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」
(10/18~10/22頃)
「蟋蟀在戸」とはキリギリスが鳴き始め、秋虫の大合唱が始まる頃のこと。(コオロギとの説あり)
テーマ「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」について
虫の声に区別がつく民族と雑音にしか聞こえない民族があるという
要するに虫の鳴き声を認識するのが右脳が左脳かによって、音楽のように受取るのか、雑音が聞こえないのかの違いがあるそうです。
虫の声を音楽的に処理するのは、世界的に日本人とポリネシア人だけだそうで。
なぜ?
と思いますよね。
日本人とポリネシア人は同じルーツを持つとされますが。
だがしかし。
他にも同じルーツを持つ民族もいる中で、なぜこの二つの民族だけ?
と不思議です。
でも虫の声が雑音に聞こえる国じゃなくてよかったと思う一方で、今私たちが雑音に聞こえる音も、国や民族によっては音楽のように聞こえるものがあるかもしれないと思うと、ちょっとだけいいなぁと思います。
前雑音が音楽に聞こえても、それはそれでうるさそうですけどね(笑)
アルバムの中から唯一鳴国昆虫(蝉)を見つけて表紙にしました^ ^
七十二候の説明
「二十四節気」は、立春や夏至などを含む、半月(15日)毎の季節の変化を示すもの。
古代中国で暦として発達してきました。
これをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。
こちらも古代中国で作られましたが、二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は日本での気候風土に合うように改定されました。
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