新タイプ入試にはどんな種類があるの?
さて、中学受験新タイプ入試、どんな入試の種類があるのでしょう?
適性検査型(22年度86校)。
このタイプが公立中高一貫校受験生が併願することもあり有名ですよね。
適性検査型と言っても、適性検査のI(作文、論述)、Ⅱ(理社算融合)、Ⅲ(理数融合)全てのところ、I,IIかI,II,IIIを選択出来るところ(都立の型に合わせるところ)、作文のみ(I型)のところ、色々です。
総合・合科型(22年度22校)。
教科融合型が適性検査の型を離れて、独自の問題が出題されるようです。
思考力型(22年度24校)
授業を行ったり、資料・課題を与え、それに対する考えを述べさせるところ、論理的思考力を見る筆記試験を課すところなどあるようです。
自己アピール型(22年度46校)
課題に対して、自分の興味関心のあることに対して、または学校で何を頑張りたいか?何を学びたいか?について決められた時間内にプレゼンをします。また、ろん術するところもあるようです。
グループワーク型(22年度9校)
アクティブラーニング型とも言われます。受験生のグループで課題をこなし、それに対してグループ、個人でプレゼン、または筆記が行われます。
プログラミング型(22年度8校)
ドローン、ロボット、マイクラ。使用教材は色々。与えられた課題をプログラミングして、その計画、作業、工夫などについて筆記またはプレゼンします。
探究型(22年度7校)
課す課題は学校独自です。リード文、資料、SDGsなどテーマは様々。
そこからどのように考え、課題を解決するか?をプレゼンしたり、論述したりします。
視聴・聴解型(リスニング型)(22年度6校)
日本語のリスニング課題があり、その内容について回答したり、論述したりします。プレゼン型式、筆記式などあります。
サイエンス型(22年度5校)
当日行う実験を通して、考察をレポートにまとめ、発表。もしくは筆記します。
口頭試問型(22年度3校)
予め与えられた課題、若しくはその場で聞かれた質問に対して回答する、面接試験です。
以上、昨年の首都模試センター、新タイプ入試体験コラボフェスタのないようから引用いたしました。
タイプ分けはあくまでも形式的なもの。その内容、発表形式、回答方式も学校により様々です。
関心がある場合は、必ず各学校の入試要項を確認し、そして可能であればその体験会に参加することが望ましいですね。